日記 ―― 人の生活の中で、自分自身について顔赤らめずに物語ることのできる部分を毎日記録したもの。 ―― アンブローズ・ビアス
というわけで。この雑記も当然自分が書きたくないことは書いてません。チャットで話してたら、「日常生活についてほとんど書いてないから、たまに会社での話なんか出ると、“普通のOLしてるんだー”と思って新鮮」とか言われたので。(どういう意味だ)
しかしわたしもそんなこと書いててもつまらんが、なにより読んでて超絶つまらんではないか。他人の日常生活なんて。
その人が今日何をしたか、より、何を考えているかを知りたい。みんなもそのはずだ。
という強固な信念があるので、毎回飽きもせず自分語りに終始してます。自分語りの好きな奴は自意識過剰のナルシストです。こんなに自分が好きでいいのか自分。いくない。いくないけどやめられない。
しかしわたしの場合まずもって、サイト運営はストレス解消なので、このサイトに書いてあるような事や書けないような事をえんえん喋り散らされても、黙ってフルタイムで聞いてくれて、しかも理解して面白がってくれる人が側にいれば、その人に話すだけで満足してしまって何も書かなくなると思う。しかしそんなことをすれば「もういい」とウザがられるだけなのは自明、つまり誰も聞いてくれないので、こうして一人さみしく駄文を書き散らしているわけだ。
ネットで日記なんか公開しているやつは往々にしてかくのごとくみじめったらしい。偏見ですかこれは。
話はまったく変わるが。さっき母親がミポリンと加藤晴彦のドラマを観ていたので、わたしも風呂上りに爪を切りながら観るともなく観てしまった。
夜の歩道橋の上でうだうだと意味のない事を話しているミポリンと加藤晴彦。
そのうち加藤晴彦が、「この間読んだ小説の中で、こんな台詞があったよ。歩道橋の上でキスをして、“地上4.7mのキスだね”と言ってるのさ」とかなんとかいう話をはじめた。
「いまに“キスしてみようか”って言い出すよ。プププ」と言っていたら本当に、
晴彦 「ためしてみようか」
ミポリン 「・・・えっ?」
というベタベタの展開に。大笑いである。脚本陳腐すぎ。
少女マンガのネームでもこんなものを編集者に見せたら鼻で笑われた挙句三秒でつき返されるほどお粗末だとゲラゲラ笑っていたら母が怒り出した。
「せっかくドキドキして観てたのに、アンタのおかげで台無しになった。
陳腐だって言うけど、あれで大衆は納得してるの! アンタには書けないでしょ!
アンタならそれじゃ、どういう展開にするっていうの?」
怒りのあまり変な方向に話がそれていると思ったが、そう言われたのでしかたなく展開を考えてみた。
晴彦 「ためしてみ・・・」
ミポリン 「ためしてみようかって言おうとしてるでしょ? ていうか今歩道橋の上にいるから無理矢理そんな話考え出したんでしょ? 富士山頂にいたら、“地上3776mのキスだね”とか言うんでしょ? 成層圏にいたら、“地上2万mのキスだね”とか言って何が何でもちゅーするんでしょ?」
晴彦 「俺の脳内脚本どおりに動けよ! てめえ!」
このエントリーのトラックバックURL: