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2001年10月 1日

神さま仏さまマホ○ットさま

あー。連日連夜、タリバン政権がいかに抑圧的・非人道的政権かが報道されていますね。アメリカの情報戦略だと承知しつつも、やっぱタリバンは気に食わない。


タリバンの支配から逃れて、亡命先の病院で働いているある女性医師は、
「子供連れの女性が、店先で品物をよく見るために、ほんの少しだけケープを取って顔をのぞかせた。そのとたん、タリバンの兵士が飛んできて、銃で女性の後頭部を思いきり殴りつけた。女性はその場に倒れ、あたりは血の海。彼女は二度と起きあがりませんでした」
という目撃談をインタビューに答えて話している。
ご承知の通り、イスラムの教えでは、女性が顔や身体や髪の毛を人前にさらすことは許されない。同じイスラム教国家といえども、戒律が緩い国・きつい国さまざまらしいが、タリバンはイスラム原理主義勢力、当然最右翼なので、女性に男性と同じ人権があるなどとは考えたこともないらしい。
インタビューに答えていた女性医師たちも、タリバン政権のもとでは、女性が仕事を持つことを認められていないから逃げてきたのだが、そもそも女に教育など受けさせるべきではないというのが彼らの基本方針なんだな。だから女の子は学校にも行かせてもらえない。
「女性の役割は、一生家の中にいて夫と子供の世話をすることだけだ。それ以外のことをする必要はないんだから教育も必要ない」とはニュースにおけるタリバンの兵士のコメント。
「アメリカさ〜ん。やっちゃっていいですよ。いま、この人たち言ってはならないことをゆいました。世界中の女性を敵に回しました。つうか、味方しますから一緒にやっつけましょう。この世界にあってはならない思想です」
という理屈ではないドス黒い怒りがふつふつとわき上がってくるようになっている。さすがアメリカである。
「彼らはアメリカの敵であるのみならず、人類の敵である」という方向に持っていくためにはこういう報道戦略は欠かせない。
しかしそもそもイスラム教自体完全に女性差別的宗教なんだから、タリバンだけの問題じゃないんだけど。今回のテロ事件において、アメリカに味方すると(たとえ面従腹背でも)表明している国にだってイスラム国家はいっぱいあるんだし。
テロという「行為」ではなく、イスラム教という「思想」を悪とするなら、ますますイスラム教国家全体を敵に回すような気がするんだが。それとも「程度問題だ」という方向に持っていくのかね。
まあわたしは女なので、民族問題や政治に関係なく、「いくら信教の自由とはいえ、倶に天を戴けねー宗教NO.1だな」と昔から思ってまして、だからとにかくイスラム教は嫌いなんだってば。日本にこないで。
そもそもコーランの戒律を一言一句守って正しきイスラム教徒として死んだ場合、イスラム女性の行く天国は、「男性が一人も存在せず、もう二度と男性にこき使われ足蹴にされることのない女性だけの花園」であるのに対し、正しきイスラム男性の行く天国は、「大勢の美しい女性たちにかしずかれて生きる、酒池肉林の花園」であるという話はマジですか。ア○ーの神はなに考えてるんですか。男性の行くほうの天国にいる女性たちはいったいどっから来たんですか。
あ、そうか。「正しきイスラム教徒」として死ななかった女性たちが、死後も男に犬のように扱われて暮らすわけか。
つまり、男性にとっての天国がそのまま女性にとっての地獄であるというわけだ。
うーん。なんか、イスラム教だけにとどまらない、男と女の関係の深遠なる真理に触れたような気がします。
筑波大教授も暗殺されたし、こんなこと書いてるとわたしもやばいっすかね。


(※筑波大教授暗殺・・・サルマン・ラシュディの小説「悪魔の詩」の訳者が1991年に何者かによって刺殺された事件。
イスラム教の預言者マホメットを冒涜する内容の小説だということで、当時イランの最高指導者だったホメイニ師が、著者や発行者に対して処刑宣告を行った。
ラシュディは世界中のイスラム原理主義者から命を狙われる身となったが、そのとばっちりを食って件の小説を日本語に訳した教授が殺された。
犯人は捕まっていないようだが、シーア派のイラン人による犯行ではないかと言われている。こわい・・・)



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投稿者 : ナツ at 2001/10/01 | カテゴリー : 宗教・哲学
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