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2001年10月22日

COOL GIRL

えーと。やっかいなことに最近わたくし、お人形に凝ってます。子供の頃は好きだったけど、まさかこの歳で再びハマるとはな。
らくがきして遊んでいる時、突然「ポーズ取らせてデッサンするのにいいかも」とひらめいて購入を検討したのが始まりで、今は人形そのものが目的と化してしまった。金のかかり具合と場所の取られ方は食玩集めの比じゃないし、深みにはまる前にたのむから飽きてくれ。と、自分の飽きっぽさに期待する今日この頃。


人形と一口に言ってもいろいろある。あちこち調べているうちにわかったんだけど、各関節が動くようになっていて、自然なポーズが取れる可動性に優れたものを「フィギュア」、着せ替えが第一目的になっているものを「ドール」というみたいなんですね。この業界では。
んで、ドールといえばたいてい「ファッションドール」、つまりバービーやジェニーなどのことをいう。バービーかジェニーかといったらわたしは断然バービー派。ジェニーの何も考えてないような笑顔が気に食わない。自我のないボーッとしたどこを見てるんだかわからん目つきも気に食わない。だいたいこの目と口の大きさのバランスの異常さはどういうことだ。
こんなの
ちっとも購買意欲がそそられない顔だよな(とかいいつつ子どもの頃には持っていたが)。しかしマニアが異常に多いところをみると、なんつーか、人の好みや美的感覚ってさまざまだなあ、と改めて思う。わたしはこういう顔は死んだ顔だと思うので、ちっとも美しさを感じない。
ジェニーのお友達として発売されたシオンちゃんのほうが好きだね。この子はかなり生きている目をしてる。安売りしていたら買ってしまいそうだ。


ジェニーに比べるとアメリカの子供たちが遊ぶスタンダードな人形、バービーの顔立ちはとても大人っぽい。これはごくノーマルな顔立ちのバービーだけど、表情があってジェニーなんかよりずっと魅力的だと思う。
しかし、このバービーを見つけた時は、あまりの美しさにしばし絶句した。なんという気品。
こんなバービーを買ってしまった日にゃ、自分の服そっちのけでこのお姉様の服を買いあさってしまいそうだ。この人プレタポルテしか着ないよきっと。うちの押入のどこかにまだ残っているはずのボロっちいリカちゃんの服なんか着せようものなら、その夜のうちに「疲れました」と書き置きを残して家出しそうな顔。(ポスペか)

バービーは本当に顔立ちの種類が豊富だし、アメリカの人形だけあって人種もさまざまなので、根気よく探せば自分がもっとも美しいと思う顔に出会えるだろう。
でも、わたしの好みの顔はスタンダード・バービーに比べると、さすがに高すぎて手が出ない(泣)。

しかしバービーにも欠点はある。それは「立たせた時のスタイル」と「可動性(関節が自由に動くかどうか)」だ。
このページを見ればわかるように、まったくふざけているとしかいいようのない体型をしている。上半身のグラマーさに比べてそのウェストはなんだ。アメリカでは、「こういう現実的でない体型の人形が出回ることは、子供の心理に悪影響を与える」という言いがかり・・・、クレームをつけている団体まであるほどだ。拒食症が深刻な社会問題になっているお国柄だからな。
とにかくこんな腰では子供も産めない。しかも足はひどい纏足。ドールスタンドなしでは一秒と立っていられない。肘と膝は多少は曲がるが申しわけ程度。いろんなポーズを取らせることは夢のまた夢だし、なにより不自然でみっともないのだ。
これはジェニーもリカちゃんも同じ。ファッションドールの宿命らしい。


そんなわけで、なかなか好みの人形ってないもんだな〜と思っていた矢先に見つけたのが、タカラの「クールガール」だった。
なんでも、「GIジョー並みのフィギュア的可動性と、ファッションドール的華やかさを併せ持った人形」なんだそうで。その謳い文句につられて買っちゃったよトイザらスで6000円弱。ちっ。

だって、見てくださいよ。これ。このお美しくも凛々しい顔に自然でスタイリッシュな立ち姿! 凝った衣装にきちんとした作りの各種武器。かっこいい〜!! モロ好み!
各関節がボールジョイントというもので結合されているので、さまざまなポーズを取らせることが可能な上、交換用のオプションハンドが二種類付属しているので、握ったり支えたりと、武器の種類によって手首をはずして変えることができる。
さらにスタンドなしでも自立できる足の作りになっているし、体型のリアルさには目を見張る。成熟した女ならこのくらい腰骨張ってないと本物じゃない。太股も腕も筋肉質でまさに「闘う女」。

時々、映画でもまったく筋トレしてないよーな体型の人がアクションやっているけど、あれ、激しく気になるんだよね。男優でも女優でも。訓練された人間はそんな筋肉の付き方してねーよ、とかツッコミ入れながら観てしまう。
たとえば、空手の達人って設定だったら、拳の関節のとこ、コーラの瓶で叩きつぶして平たくしてから演じて欲しいわけですよ。(また無茶なことを言い始めました)
とにかくこのくらい腰が据わってないと、とてもじゃないが付属のSPAS12ショットガンは支えられないってことだ。バービーの体型じゃまず無理だね。

ふつうバービーなどのファッションドールに付属している小物といえば、ハンドバッグとかポーチとかブラシとかカチューシャとかプードルなどの小型犬(ショッピングに連れて行くらしい)などだが、クールガールさんはそんな無駄なものは持ってません。
銃器と刃物。それだけ。税関通れない人形NO.1。
もう、思いっきりやる気まんまんというか「殺す!!」みたいな。中古のGIジョーも何体か人に譲り受けたんですけどね。あいつら向こうに回して闘うシーンとか、思わず撮りたくなる。

そんなわけで、「これはドールなのか、フィギュアなのか」といわれたらやっぱりフィギュアなんだろうな、というのがクールガール購入者の一致した見解みたい。靴を脱がせられない作りになっているところが最大の難点で、ファッションドールに不可欠である着せ替えの楽しみを半減させているもんな。上半身は、バービーの服が着られるらしいけど。
(ジェニーの服は全部ダメだそうだ。乳がでかすぎるから、幼児体型のジェニーと服の互換性があるわけないよな)
現在購入可能なクールガールは5種類くらいあるらしいんで、欲しくなった人は、店頭で顔立ちをじっくり見て、好みの子を選びましょう。わたしはラテン系をつい選んでしまったが、アングロサクソン系の顔もまた別の魅力があります。



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投稿者 : ナツ at 2001/10/22 | カテゴリー : 人形・食玩
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