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2002年2月10日

強い男

先週雑記で例によって男がどーの女がどーのという話を書いたら掲示板の方に、「弱いのに支配的な男っていますよね」という主旨で書き込みがあった。

というか、もう、今の時代においてはまさに「弱いから支配的になる」というパターンばっかりじゃないかとわたしは以前から思っているわけで。本当に強い男は、というか強い人間は、誰か自分よりも下の立場の人間をわざわざ作って、優位さを確保しないとアイデンティティすら保てない、不安でたまらない、という強迫神経症じみた状態にはならない。



愛している筈の相手より、常に自分が優位だと感じられないと不安、というのも、要は自分に自信がないから。自分自身の魅力とか、やさしさとか、思いやりとか、愛情とか、そういったもので相手をつなぎ止めておけるとは一瞬でも信じたことがないから、「力」「支配力」でつなぎ止めておくしかないと思い込んでいるんじゃないかと思う。

たとえば無意味に暴力的だったり、浮気を繰り返したり、というのも、「これだけの仕打ちをしても相手は自分を許さざるを得ない」ということを確かめたいだけの場合が多い。

自分で気がついていなくても。わざと暴君のように振る舞ってそれを全部相手が許し従う、という形でなければ、自分自身の存在価値さえ確認できないんだから、こんなに脆弱な人間もいないでありましょう。

しかし。男性側からはこういう意見もあった。

 

集中砲火をあびること覚悟で書きますけれども、哺乳動物の世界での男の役割は、

1,社会的秩序の維持、2,女性の保護(というより女性の独占)3,外敵から集団を守るってところですか。

これが「男」としての本能であるならば、「男らしさ」を追求すればするほど、ナツさんの最も嫌う男像にジャストヒットするようになります。

 

うーむ。集中砲火は浴びないと思うけど、なんだか誤解されてるなぁ・・・。

わたしは「強い男(というか人間)」は、好きだよ。というよりむしろ、何か書くたびフェミニズムだなんだ言われることが多いけど、わたしほど男性に「強くあってほしい」と思っている女はもしかしたらいないかもしれん、とつくづく思うぐらいなもんで。

ただし、その「強さ」というのは「精神的な強靱さ」なんだよね。前述したように、「一見支配的で威圧的に見えるけど、それは弱さを隠すため」という欺瞞が見えると、激しく反発を感じて攻撃的になるわけで。

その観点から上の意見を見ていくと、まあ、人間はあくまで哺乳動物の一種でしかないのだから、どんなに文明が発達しても哺乳動物の雄と雌らしく生きるのが正しい道だ、という価値観に立ってみれば、男性の役割ってのはその通りですね。

で、今はその価値観が正しいのかどうかという話は置いておくとして。

問題は、この価値観が「正しい」としたところで、現代の世界で果たして、「男はこう生きるべきだ」と主張している男が、本心から社会の安寧や女性の保護だけを目的としているもんなんだろうか。ってことなんだよね。

真実、社会的秩序の維持のためだけに、こういう役割分担が必要なのであって、個人的な思惑などにはまるで関係ないと思ってるんだとしたら、なんでこういう価値観を持ってる男性は、ほぼ例外なくあんなに父権的でエラソウなんだろうか。

あくまで目的は「社会秩序の維持と脆弱な個体(女子供)保護のための便宜的な役割分担」なんだから、男女のどっちが上だとか下だとか、まったく関係ないわけでしょ。なのにどうしていつも「だから女は男に従え」的論調とワンセットになってんだろうか。

「闘える力を持った者が支配者で、そうでないものは奴隷」という中世的価値観にとどまっているのか、でなければ、「こういう役割分担が必要なんだ」という詭弁を弄しつつ、その実、男女平等など糞食らえと思っている男の「男尊女卑の正当化」の口実に使われてるだけなんじゃねーの、と勘ぐりたくなっても仕方ないわけだ。

(あるいは、男の職場に女が進出することや、家事・育児を男が分担させられることを苦々しく思い、なんとか食い止めようという「目的」が先にあって、そのために「役割分担」をことさら言い立てている場合もあるな)

いやもうほんとに、社会の秩序を維持し、女子供を守り、外敵と闘う。これだけのことをやっても恩着せがましくも高圧的にもならず、ただ、「役割だから」「これが男の生きる道なのさ」と潔く言い切り、淡々と役割に従事する男性ばかりなら、「確かにそういう役割分担も必要かもしれない」と、女性のみなさんも納得するって。

「男が統治し闘うのはあくまで役割からであり、それに従って働く女より優越しているからでもなんでもない。すべては役割分担だ」と、すべての男が認識しているならね。おっと、女もか。

 

ところが現実は絶対にそうはならないわけだ。当たり前だよね。だっていくら人間平等だといったって、たとえば、資本家と労働者だったら資本を握っている方が優位な立場にいるに決まっているわけで。
「たまたま自分は資本を持っているから労働者を雇う立場に立っているだけである。私が資本家であり彼らが労働者であること、これらはすべて役割に過ぎない。だから完璧に公平に、利益を労働者に分配しなければならない」なんてことを考えている資本家がいるわけがない。


それと同じで、役割分担が必要だからと言って支配や秩序維持の役回りを男だけが占有し、女が常に従属する立場にのみ立たされるんだとしたら、精神的に対等になる日はやってこないし、そういう状況では人間の意識も変わらないと思うね。

でもまぁ、そのあたりはフェミニズムのみなさんがどーにかしようとがんばっているんだろうし、実のところさほどわたしは興味ない。

 

それよりなによりいつもわたしが気に食わないのは、上で書いたとおり「自己欺瞞」「正当化」なの。

男女同権だというなら、女も闘え。戦争に行って命を賭けてこい。できないだろう」というような男性側の理屈に、女性が黙らせられることは多かったけど(いるんだよこういうこと言う男が)、こんな飛躍した詭弁に引っかかってはいかん、と思うわけです。

戦争に行こうが行くまいが、人間としての権利や価値は平等だっちゅーの。だったらアンタは人間として常に女より優位に立つために、男のほうがエライことを証明するために戦争するわけか、という話になっちゃうじゃん。

結局、「男は女よりエライんだ。だから従え」と、それが男性のいちばんの本音であり、それを正当化するためにえんえん役割分担とか「男らしさ」とかを持ち出されるんだとしたらとてもじゃないが承服できないよなー、ってことですわ。

  というわけで、「男らしさ」を追求すればするほど、ナツさんの最も嫌う男像にジャストヒットするようになります。というご意見に対する反論になったかなぁ。ちとそれたような気もするけど。

わたしにとっての問題は「男らしさ」そのものより、それを追求する男性の目的や心理であって、それが女性を従属させることによって自分のプライドや優越感を満足させるためだったらアウト。むかつく。女はアンタの存在価値を補完するための道具じゃねーんだよ甘えるのも大概にしろ。となってしまうわけです。

そんなことでちっぽけなアイデンティティを保ってないで、抑圧する対象など必要とせずとも、自分の足だけでしっかり地面に立っててくれよ。みたいな。(これは女も同じなんだけども)そこさえクリアしていれば、男らしいだのらしくないだのもどうでもいいような気がするんですがどうか。



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投稿者 : ナツ at 2002/02/10 | カテゴリー : ジェンダー
コメント

投稿者 : 男性 at 2008年3月24日 08:19

「男らしさ」は必ずしも男性が自発的に追い求めるものではなく、女性側から「強要」だれることも多いですよ。
「男らしくない」「女々しい」「男の癖に情けない」「男気が無い」
こういう言葉で、男性を非難する女性は、ここ数年増えてきています。
そういう女性側の問題を無視し、男性側の一部の「男らしさ」を追い求める人間ばかり槍玉に上げるのはおかしいです。
都合の良いときは、「男女平等」を唱えて、権利は男性以上に享受し、都合の悪いときは、「女は脆弱な個体だ」と言い訳し(実際は、平均値の話であって、個々人を比較すれば、男性よりも強い女性もいれば、女性よりも弱い男性もいる)、兵役・家族を養うなどの義務や責任は逃れる姿勢は筋が通りません。


投稿者 : dokuotsushin at 2008年3月24日 14:27

> (あるいは、男の職場に女が進出することや、家事・育児を男が分担させられることを苦々しく思い、
> なんとか食い止めようという「目的」が先にあって、そのために「役割分担」をことさら言い立てている場合もあるな)

勘違いです。そんなことは露ほども思っていません。
家の中のことが格段に楽になり、家の外のことが格段に苦しくなった今
女だけに楽をさせたいなどとは思わないというだけです。


投稿者 : 2chからきました at 2008年3月24日 23:20

男女同権だというなら、女も闘え。戦争に行って命を賭けてこい。できないだろう」というような男性側の理屈に、女性が黙らせられることは多かったけど(いるんだよこういうこと言う男が)、こんな飛躍した詭弁に引っかかってはいかん、と思うわけです

これのどこが詭弁?
自分の都合のいいときだけ男女平等、都合が悪くなったら、「か弱い女性にそんなことさせるなんて。」ですか?


投稿者 : げぇ at 2008年3月24日 23:30

「他人が不幸せになれば、自分の幸せが(相対的に)アップ!」
超理論キタコレ。


投稿者 : ナツ at 2008年3月25日 00:00

●男性さん
>「男らしくない」「女々しい」「男の癖に情けない」「男気が無い」
確かにそういうことを言う女性はいますね。自分が「女らしさ」を押しつけられたらキレるくせに、男性に対しては平気で「男らしさ」を押しつけるような女性には、どんどん突っ込めばいいと思います。それって完全にダブスタだから。
でもこのエントリの主旨はそういう話ではないんですよ。
「マッチョ」へのダメ出しではなく、「女を抑圧するために男らしさを求める男がウザイ」という話です。自分個人の美学として男らしさを追求してる男性なら、それはそれで立派な生き方だと思ってます。「女のお前は男である俺を敬え」という願望が透けて見えると虫酸が走るんですよ。「俺は*自分が*男らしくなりたいだけ。女は女で好きにしろ。俺には関係ない」という個人主義者は好きです。
女に頼らないマッチョイズム。カッコイイじゃないですか。高倉健の世界だ(笑)

あと兵役って、日本に兵役あるんですか? あなたも自衛隊におんぶに抱っこじゃないですか(笑) ネットばっかりやってるような人なんて、いざ兵役義務化なんて話になったら、手の平返したように反対運動に走ると思うんだけどなあ。
「兵役に就いている人間が常に偉い」という価値観に立つとしたら、一般男性も自衛隊男性と平等ではないことになる。自衛隊員と同じ権利を享受しようとするのは一般人の傲慢だ、という理屈すら成立すると思いますが。
まず徴兵制復活からはじめるべきでしょ。今の日本で「女は兵役を免れてるから何の権利もない」って主張をするならば。

●dokuotsushinさん
>家の中のことが格段に楽になり、家の外のことが格段に苦しくなった
「家の中のことが楽になったから役割分担しなくていい。男も女も平等に外で働くべき」って主義ですか?
ならあなた関係ないじゃないですか。このエントリは「女は家の中にいろ出しゃばるな」と決め付ける男性について語ってるだけですから。

●2chからきましたさん
2chにお帰り下さい。


投稿者 : dokuotsushin at 2008年3月25日 04:19

近代戦では、兵士のすべきことが高度に専門化しており、
徴兵して一年やそこら鍛えた兵士など使い物にならないという見方が一般的、
ということなどはご存知ないままおどし文句のように「徴兵制」と
おっしゃっているようですが。

国軍を持たない日本でも過労死者、労災保険給付申請者の男女比を
見れば一目瞭然。軍人ではなく企業戦士達が大勢負傷し、戦死しています。

現状では当然、男性のほうが女性よりも多くの権利を有するべきですね。


投稿者 : イカフライ at 2008年3月25日 17:18

あのさあ。

 「男は戦争で死ぬから偉い」
 いや、日本に徴兵制ないし、といえば
「男は過労死するから偉い」
 って。

 そもそも、戦争も過労死も無いほうがいいじゃん。つうか、働くことは大切なことだけど、過労死するまで働くのは、本来おかしなことなんだよ、その根本を解っていない。働く目的は、生きるためのお金を得るのが一番なのに、死んだらモトもコもないわ。

 


投稿者 : ナツ at 2008年3月25日 23:49

●dokuotsushinさん
>おどし文句のように「徴兵制」とおっしゃっているようですが。
「女も男と同じように兵役の義務を遂行しろ」と言う方がよほど現実を無視した「脅し文句」だと思いますが。まず男性に兵役の義務がないとそれを言う資格はないだろ、何言ってんだ?・・・、という話をしていることすら理解できない人と対話する気ないんですけど。

>軍人ではなく企業戦士達が大勢負傷し、戦死しています。
都合のいい話のすり替えお疲れさまです。戦争の話ではなく企業戦士のことだった、と。はいはい。
過労死が社会問題化しているなら、男女平等の見地から考えるべきは「男女とも過労死しない」システムにすることです。「俺が不幸なんだからみんな不幸にならないと不公平」という論理は、下の者が共食いした結果、間違ったシステムを温存し、権力者や資本家を喜ばせるだけです。

仮にあなたのお望み通り、「過労死するほど働く男が偉いから、男にだけ特権を与える」社会になったとしたら、どうなるかというと。
「お前は過労死するほど働いてないから『男らしく』ない。過労死こそ男の証明だ」
と言われても反論できなくなります。過労死は会社の責任だ、過重労働は人権無視だ、改善を要求すると叫んでも、
「男が女より偉いのは過労死するほど働くからだ。文句を言うなら特権を享受する資格はない。お前は女々しい。女の腐ったような男だ。男らしい企業戦士は誰も文句など言ってない」
と言われることになります。(戦時中は戦争・兵役に反対する男性はみんなこうやって口を封じられましたが)
男が過労死しなくなったら「女より多くの権利を有する」資格もなくなるのだから、過重労働はなくならないどころかますます進行する。企業の奴隷のできあがり。資本家ウハウハ。こういう社会の方がいいんですか?
最近の負け組って何で自分の首を締める主張ばかりするんだろ。

・・・とか書いても理解できないんだろうなあと思いつつ一応書いておきますね。


投稿者 : つる at 2008年3月28日 10:58

おかげさまでずっと以前に書かれたエントリも読ませて頂きました。

私は長いこと喫茶で働いていたのですが、とても印象深かったお客様の話を書きます。

私が働いていたところはお店の一部にある小さな喫茶店で、カウンターに5席と2〜3人掛けの小さなテーブル4つだけ、食事などはなくコーヒー・紅茶・ミルクとアイスクリームとワインゼリーくらいの少ないメニューで、奥まった厨房はなくカウンター内ですべての作業をするつくりだったのでお客様の様子に目が届きました。

印象深かったひとくみはご夫婦と小さな子供3人連れのご家族。
若い男性が勢いよくドアを開けて入ってこられ、勢いのために揺れているドアを引いて次に入ってこられたのは3歳くらいと5歳くらいの小さな子供を連れ、赤ちゃんをおんぶして大量の荷物を持った疲れ果てたようなご婦人。
テーブル席に小さい椅子をふたつ用意してご家族で座れるようにしましたが、先に奥の席に座った男性は煙草をふかしながらすでにくつろいでおり、ご婦人は子供たちに静かに座るよう口うるさく世話を焼いていました。
荷物が多いのでそれが置けるようにもうひとつ椅子をご用意し、注文をとってサービスしましたが終始男性はマイペース。ご婦人は子供たちのこぼしたものや口元を拭いたり熱い物を冷ましてやったり煩くしないよう注意したりでいっときも休めるようには見えませんでした。私もおしぼりを追加したりテーブルを拭いたり必要なくなったシュガーポットは早目に下げたりとできるだけお手伝いしましたが、男性は自分のペースでコーヒーを飲み終わるととっとと立ち上がって出てゆき、奥様は慌てて冷めた自分の飲み物を飲み干して会計を済ませ子供たちと荷物を抱え「お騒がせしました」と頭を下げて出てゆきました。
私の印象に残ったものはもちろんこの男性の醜さです。

もうひとくみは老年のご夫婦。
旦那様のほうは近くに職場があるのでほとんど毎日寄ってくださる常連さんでした。
外見的には背が高くなく貧相、と言っても良いほど痩せ型で頭髪は薄く白髪でいわゆる「カッコイイ男性」ではないのですが従業員には最も人気のある常連さんでした。従業員に比べるとはるかにお年上なのですが少しも奢ったところがなく丁寧な言葉づかいで物静か。
ある日曜日にご夫婦でいらっしゃいました。
ドアを引いてまず奥様を通されるとご自分が後から入り、おそらく脚が弱いらしい奥様より先に回って椅子を引いて腰掛けさせてからご自分が席にお付きになり、注文をとりにいくとまず奥様に「何にする?」とお尋ねになられ「僕はいつもこのブレンドを頼むけど」などとお話になり、サービスをしたあとはおふたりで静かに談笑されてるご様子。支払いを済ませると奥様のバッグを手に取りやはりドアをささえて先に通されて出てゆきました。ガラスドア越しに奥様にバッグを返されているところが見えました。これらは私にとっては非常に印象的でしたが、すべて目立たず静かに行われたことで、ほかのお客様の目を引くような派手さはありませんでした。
印象に残ったのはご夫婦の美しさです。

押し付けがましいと感じるのであまり「男らしい」「女らしい」という言葉は使わないのですが、この後者の男性は私に「男らしい」と感じさせます。
ここだけを読むと「女性に都合の良い男性」のように読めるかもしれませんが、私たち従業員に彼の人気があったのは、「サービスして気持ちがよかった」からです。男女を問わず、彼と接して嫌な思いをする人はめったにいないように思われます。こびへつらう、ということではなく、対等に相手をみとめ人に対して敬意を持って接していることが伝わってくるからです。
私たちはどのお客様にも気持ちよく過ごしていただけるようサービスしますが、この方にサービスすることはとても気持ちが良い。奥様にとってもこの方が気持ちよく過ごせるよう家事をするのは気持ちの良いことのように思われます。共働きであってもなくても、必要なことはやりそうに見えます。

「男らしい」「女らしい」というのは、人を個人として敬いだからこそ自分も自分らしくあれる、その結果として性別の持つ差が表れる、というだけのことだと思う。

>本当に強い男は、というか強い人間は、誰か自分よりも下の立場の人間をわざわざ作って、優位さを確保しないとアイデンティティすら保てない、不安でたまらない、という強迫神経症じみた状態にはならない

そう思います。


投稿者 : ナツ at 2008年3月31日 00:29

●つるさん
「男らしさ」「女らしさ」という言葉は人によって定義が違いますからねー。つるさんが老夫婦のご主人に「男らしさ」を感じたように、わたしにも「男らしい人だな」と感じたり、尊敬する人はいるんですが、それはあくまで個人的な感慨であって、他人に「男(女)らしくしなさいよ」と押しつける類のものではありませんよね。
ましてや、「俺の定義するところの男らしさを体現している(戦争に行く・過労死する)男はエライのだから、女は尊敬しろ」などと言われても、「アホか一人でやってろ」としか言えないし。
しかもそう言ってる本人は実際には何もやってない。あくまで「自分以外の男」が何かエライことをしてるから、同じ「男」の属性を持つ俺もついでに尊敬しろ、という失笑モノの理屈です。

>「男らしい」「女らしい」というのは、人を個人として敬い
>だからこそ自分も自分らしくあれる、その結果として性別の持つ差が表れる
そんな感じかなあ。今の時代には「男(女)らしく」よりは、「精神的に自立」することが肝要ですよね。性別しか自慢できるものがないのは、自分に自信がない証拠と言えます。


投稿者 : tomosuke Author Profile Page at 2008年4月 7日 18:38

>「男女同権だというなら、女も闘え。戦争に行って命を賭けてこい。できないだろう」
自分と同じ事が出来なきゃ相手を対等に思えないタイプの人の思考ですね。
この手の人は、相手と自分が能力も性格も考え方も違う人間だという事がわかってないんです。
で、↑のようなことを説明すると
「言い訳だ」「逃げだ」と思考停止する。
『平等』を『女が男に合わせること』と考えてる時点で既に矛盾してるのに、
それに気付いてない。
男脳・女脳の観点から言うと、こんな男性が時々現れるのも仕方の無いことですが。
(男脳・女脳について調べてみると面白いですよ)

5番目のレスで
>2chにお帰りください
と返事をしていますが、その手の人にそんな言い回しをすると
『反論できなくて逃げたw』と都合のいい解釈をするので、
相手が聞く耳持っていなくても、意見は述べておいたほうが良いです。


投稿者 : ナツ at 2008年4月 8日 01:20

●tomosukeさん
「男脳・女脳」は面白い考えだとわたしも思ってるんですが(何度か取り上げたこともあります)、あれで全てに説明を付けられるのも??と思う場合があるので、話半分くらいで信用してます。空間認識能力の話なんかは納得するんですけどね。どこへ行っても道に迷いまくりのわたしにしてみると、大概の男性の空間把握の早さ・正確さはうらやましい。

>『平等』を『女が男に合わせること』と考えてる時点で既に矛盾してるのに、
最近のいわゆる「負け組」男性は、「勝ち組」の男性のマッチョ理論にはついていけなくて、マッチョに「俺と同じことができないならお前らは負け犬だから黙ってろ」と言われるとキレる傾向があるんです。仕事にしろスポーツにしろコミュ能力にしろ異性獲得競争にしろ、勝ち組イケメンに合わせることは確かに不可能ですからね。
で、その恨みを今度は女性に向けるわけです。「男と同じことができないなら女は半人前だから黙ってろ」と。
でもその「男と同じこと」って、マッチョの男性がやってることじゃないの? あなた個人ができてることなんかそんなにあるんですかー?とわたしは聞きたいんですよね。

>相手が聞く耳持っていなくても、意見は述べておいたほうが良いです。
ひまなときはそうしているんですが、そこまでひまじゃないときにはかまってあげられないもので・・・。どうせ意見を述べたところで、仰るとおりに「言い訳だ」と思考停止するだけですから、どっちにしても同じだと思うですよ。



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