カウボーイ・ビバップ以外のアニメは全然興味なかったというのに、ふとしたきっかけから海外アニメファンのサイトを回るうちに、彼らの日本アニメに対する情熱にあてられて自分もにわかアニメファンになってしまい、あれこれとチェック入れるようになった今日この頃です。
この界隈に首を突っこむ前までは、どーせビバップ以外、今のほとんどのアニメはロリ系萌えアニメかお子様向けかの二極化状態なんだろ、という偏見があったので今まで興味がわかなかったわけだけど。
いやーホントに偏見だった。アニメの世界は著しく多様化していた。
勝手な推測を述べてみれば、それには海外ファンの存在が大きく関与しているように思う。日本国内だけの需要に頼っていたら、やはり萌えアニメばかりになっていたかもしれない。
商業的戦略を鑑みれば、確実に一定数の売り上げを見込めるのは萌えオタ相手のアニメか、商品化のしやすいファミリー向けかのどちらかだからで、つまりはこの二つが手堅いんだな。
しかし、日本人にあまり受けなくても海外で売れる場合がある、というエクスキューズのおかげで、いかにもマイナーだったり変にアーティスティックな脚本であっても、つまりロリ系キャラが全然出なくても、予算を獲得しやすい状況になったんじゃないかと思う。
(現に、日本ではあまり売れなかったアニメに北米やヨーロッパでは熱心な信者がついているという現象も起こっている。そしてカウボーイ・ビバップ。萌え要素のないこのハードボイルドアニメの国内外における成功も、その後の多様化傾向に拍車をかけたんじゃないか。ビバップ路線を狙っているなあ、と思えるアニメも多いからだ)
それにつけてもアニメDVDは高い。国内ではいい加減にしろというくらいぼったくっている。海外で同じものが売られる時にはその半額なのにである。
ここまで価格差がひどくなければ、クリエイターに対する相当な対価だという気にもなるのだけど、今の状態では日本人に対する一方的な搾取じゃないのか。価格を平均にならすかリージョンコードを撤廃しろ。
などと今ごろアニメを物色するようになってあらためて価格の高さに憤慨しているわけですが。
高かろうが何だろうが需要は一向に衰えないのか、現在日本で放送中のアニメは週に約100本、毎年発売されるアニメDVDは途方もない数になる。さすがはアニメ大国ニッポン。アニメの対米輸出量が鉄鋼業の約4倍という巨大産業に発展しただけのことはある。
そんな状況の中でのにわかファンとしては、自分が観て面白かったアニメをごく一部ながら紹介してみようと思うわけで。
海外アニメファンの声なんかも、わたしが知った範囲で報告していけたらいいなと思ってます。
あ、萌えアニメは今のところ守備範囲外。なんつーんですか。平凡な生活をしてる男子高校生が森の中で光り輝く繭にくるまった女の子を見つけ、連れて帰って一緒に暮らすとか、彼女ができずに悶々とした日々を送っていた男子高校生の右手がある日突然小さい女の子に変形したとか、「楽しそうな夢みてますね。フフフ・・・」と言いたくなるような、平凡学生・リーマン御用達ご都合ドリーム世界はわたしが見ても面白くないんで。
ものすごい美青年がその美貌と才覚を駆使してのし上がり、目当ての美女をゲットする話なら楽しそうだけど、平凡な奴が努力もせず自分から何ひとつアクションも起こさないくせに、何らかの奇跡が起こって可愛い女の子が家に住み着いたり、理由もなく複数の女の子にモテまくる話はなんだか素でむかつくんだが調べてみるとやたらと多いんだこれが。最近の流行なのかなやっぱり。
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