しばらく休業してたもんで真面目に更新中の管理人です。(そろそろストックも尽きるので今のうちだけだけどね・・・。)
さて。前回は「サムライチャンプルー最高」という海外アニメフォーラムの声を紹介したわけですが。(前回の話はこちらを参照のこと)
もうちょっとうるさいオタクがエラそうにレビューしているサイトでは状況も違うのでは、と思って、次にAnimeNfoをのぞいて見ることにした。
ここは不特定多数のファンにより総合的に格付けを行っているアニメレビューサイト。ビバップより萌えアニメが上位に来てたりするところが個人的に信用ならないんだけど、レビューとしては数が多くてまとまっているので、どんなアニメが海外では人気なのかの目安にはなる。
ここでもやっぱり「samurai champloo」の総合得点は10点満点中の9.3と高評価。しかしすでに70人分ほどのレビューが集まっているので、中には厳しいことを書いている人もいるだろうと探してみる。
そしたらやっぱりいたいた。総合でたったの4点しか付けてないアマノジャクが。
まず言っておくけど、このanimeのアニメーションは一流だ。アニメOVA/Moviesプロダクションの作品において、この種のものでは標準を上回るアニメだということがわかる。アニメーションだけ見れば確実に10点満点の評価に値する。
しかし今、他のレビューを読めば、かなりの数のレビュアーがアニメーションの他にはほとんど何も賞賛していないのを知るだろう。
ヒップホップミュージックはanimeには全然合わない。実に耳ざわりだ。現代的な雰囲気を醸し出すために必要だと判断したのだろうが、むしろ台無しにしているというのが本当のところで、最初のエピソードを見るかぎり効果的とはとても思えない。
by Making_Sense
(日本語字幕:戸田奈津子ならぬナツによる意訳)
このレビュアーはその後もヒップホップに対する悪口を言い続け、とにかくアクションは素晴らしいがヒップホップがすべてを台無しにしていると断言している。(るろうに剣心ファンのようなので、時代劇アニメのOSTに対する固定観念もあるんじゃないかと思うが)
わたしもヒップホップやラップって好きじゃないんで半分くらいは同意なんだけど、アメリカ人も嫌いだとは意外だった。確かに、他のレビューをいくつか見ても全般に高評価なのに「sound」にだけは点が辛かったりする。animeにおけるhiphopはなぜか好まれないのと、「日本人のブロークン・イングリッシュによるなんちゃってラップなんて興醒めだ」という理由からであるらしい。さすがに本場の人は厳しい。
(ちなみにOPとEDはこちらで視聴できる。EDのボサノバ、「四季ノ歌」は好きだ。)
ついでに音楽の話をすると、アニメともっとも親和性の高い音楽はテクノだという話を読んだ覚えがある。テクノファンとアニメファンがなぜかかぶっているということらしい。
テクノのオープニングテーマといえば「LAST EXILE」の「Cloud Age Symphony(沖野俊太郎)」を思い出すが、そういえば、「あのOPは雰囲気がピッタリだ。OSTのアルバムも欲しい」という意見はあちこちで見かけた。
そして意外な気もするが、アニメのテーマソングおいては英語の歌詞より日本語の歌詞の方が好まれる傾向にある。先述したように、日本人の発音する英語は聞いていられないから雰囲気がぶち壊しなんだそうだ。また、我々が英語の歌詞をカッコイイと思うのと同様、日本語の歌の方がエキゾティックでムードが出るということでもあるようだ。
それはともかく。さらにボロクソ叩いているレビューを発見。
このアニメの最悪なところ。1. カウボーイ・ビバップと比べてみて
こんな駄作はビバップと同じ文脈で語られる資格もないね。
(crap like this has no right being mentioned in the same sentence as Bebop)2. J-ラップかJ-ヒップホップか知らんけどいったい何なのアレ。
(J-Rap or J-HipHop or whatever)3. さらに馬鹿馬鹿しいことに、サムライの片方は現代風の眼鏡を常にかけている。普通ありえねーだろ戦国時代だぜ。そりゃあ、あの時代にだって原始的な眼鏡くらいならあっただろうけどね。まあ何はともあれ、典型的なオタクとしての条件を満たしてるよな。
対照的にもう一人の奴はサディストの白痴ってところ。(こいつは「悪ガキ」の役割を果たしている) どこを取ってもビバップの出来の悪い二番煎じだよ。
なんでこいつら二人のサムライが友達になったのかって? お互いに倒せなかった唯一のサムライだったからなんだとさ。ワオ、なんて奥深い理由なんだ。
こんなものより正直、ニンジャスクロール・TVシリーズ(※獣兵衛忍風帖)の筋立ての方がずっとましだと思う。
そりゃ中には、必然性もない流血や斬った張ったを好む奴もいるだろうが、しかしそれを26話分も見続けた日にゃ、エージェント・スミスが片っ端から撃たれてぶっ倒れていくのを見るのと同じくらいうんざりするだろうよ。俺を信じろって。
このアニメには「スタイル」なんかないし、Q・タランティーノの貧弱なパクリにすらなってないね。
by Ross
(ナツ意訳)
自分も前回で書いたようにけっこう叩いてるくせに、読んでるうちにだんだん腹が立ってきた。いくらなんでも言い掛かりだ。まだせいぜい1〜2話しか見てないんだろRoss。そこまで言うこたねーだろが!というか、江戸時代は戦国時代じゃねーよもう少し日本の歴史を勉強してから文句言え!
と小一時間問いつめたい気分である。
同じように感じたアメリカ人もいたようで、その直後にこんな意見が書かれている。
すまん。Rossのほざいてるたわごとを読んで、俺はマジで笑いが止まらなかったよ!
(Sorry but after reading the bullshit written by Ross' I couldn´t stop laughing! )おまえな、頼むから正気になれ。このアニメのあらすじや主人公について語るつもりなら、たったの1エピソードだけじゃなくてもっと見てからの話にしろや!!!
(Dude get your head out of ya ass for gods sake and talk about PLOT or PROTAGONISTS in this anime after you´ve seen more than only one freeking episode!!!)
by Omar Santana
(ナツ意訳)
なんだかスラングだらけで相当興奮してるようなので和訳もさらに適当だが、怒りは十分伝わってきた。そのとおりだOmar Santana!もっと言ってやれOmar Santana!
というわけでわたしもOmar Santanaの説教にしたがい、get my head out of ass(ケツから頭を出して)・・・じゃなくて正気になって、もうしばらく見てからこのアニメに対する評価を下そうと思います。
(まあ、こんな例外もあるにはあるけど、今のところ「サムライチャンプルー」は海外でも人気です)
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