最高裁決定に先立って、野党陣営は「与党側の不正」に怒りを爆発させ、約2週間にわたり政府庁舎を封鎖するなど、数十万人規模で抗議活動を続けて与党側を追い込んだ。野党側支持者がシンボルカラーのオレンジ色の旗やリボンを付けたことから、「オレンジ革命」と呼ばれた。
のっけからホラー漫画みたいなタイトルで恐縮だが、ウクライナの野党側大統領候補ユシチェンコが、対立陣営の陰謀で暗殺されかかって、ダイオキシン盛られて一夜のうちに顔が別人に!というあの事件のお話。
本当にホラー漫画みたいな出来事である。
やっぱりユシチェンコ優勢になったのか。いやー、ウクライナなんて小国、日本ではまったくなじみがなかったのに、毒殺未遂された大統領候補ユシチェンコくんのお陰で一躍有名になった感があるな。
なにせあなた、このビフォアー・アフターの写真(↑上参照)、を見せられたら、インパクトありすぎだからね。単に言葉で「毒殺されかかった」っていわれても「怖い国だね〜」で終わりそうだが、映像の持つ力ってのはすごいよ。
別人にも程があるでしょ? 本人以外の誰かが「俺はもとユシチェンコだ」と言い張ってるのかと思っちゃいましたよ。髪も白髪になってるし。
欧米諸国では大体そうなんだけど、ルックスの良さが政治家にとっても重要な意味を持っている。見かけが見苦しかったり悪役商会に入れそうなツラではあきらかにマイナスなのだ。
若くてハンサムな方が支持を集めやすいので、歴代大統領のうち最年長で当選したレーガン大統領も、マスコミの前では常に歯を見せてニッコリ笑った顔しか撮らせないようにしていた。口を閉じてむっつりしていると、老いた顔がはっきりとわかってしまうからだ。
政治家に顔の良し悪しなんて関係ねーだろ、という価値観の日本人には理解できないことだが、(それでも小泉さんは歴代首相の中では見栄えがいいね)欧米文化はギリシャ文明が起源だから、見た目の美しさは重要な要素である。
古代ギリシャでは「善・真・美」は三位一体である、と考えられていた。善なるものは真実であり、美しい。美しいものは善であり真実である。
法廷で美女が裁かれた時、何を言っても信じて貰えないので、服を脱いでみせたら、その裸身の美しさに裁判官たちが息をのみ、「こんな美しい人が罪を犯すわけがないし、嘘をつくはずがない」「美しさは善であり、真である」といって釈放した。美女は無罪になった。という逸話もある。
そんなバカなと思うがこういった価値観は今なおひそかに浸透しているので、あんまり醜かったり悪役ヅラだったりする政治家は信用されないらしい。例えばムネオなんて欧米じゃどうせ最初から当選しないから政治家になれない。その後の犯罪を考えるとこういう価値観も一種正しいと(後略)
その点ユシチェンコってのはハンサムで有名な政治家で、民衆に人気があった。今回も殺すことそのものより、ハンサムな外観からくる人気を失墜させようと、主に顔がダメージを喰らうような毒をライバルが故意に盛ったのではないかという噂まである。こわー。
楳図かずおの絵で想像したらよけい怖いよ。一夜にして(ホントに一夜かどうかは疑問だが)顔が醜く変わったユッシーが鏡の前で、「ギャッ!!」という声を発するところを想像してしまった。(「ギャッ」は描き文字で)
んで、そこまでして妨害工作をしたのがあだになって、ユッシーの方が同情を集めて優勢になってんのな。与党陣営バカまるだし。


まあこの問題は政治的に複雑でして・・・、ソビエト連邦崩壊以前は、ウクライナはソ連の一部だったんだよね。しかし昔から独立の意志が激しい民族で、ソ連共産党の力が強かった頃は常に力づくで弾圧されていた。多くのウクライナ人がシベリア収容所送りになって拷問や強制労働の末、何万人も命を落としたこともあったそうです。スターリンの時代だったかな。
もっと昔の帝政ロシア時代にはポーランドの圧政を受けていて、ロシアに保護を求めたらここぞとばかりに併呑されちゃった。で、ロシア帝国崩壊→ソ連建国後もずっとロシアに染まりきらない反抗的な国として抑圧されてきたという。
かように大昔から大国に踏みつけにされてきた国だったので、一国家として完全独立するのは悲願だったらしい。(91年に正式に独立)
そしてあのあたりは現在もなお複雑な地域である。今回の大統領選も、親ロシア派の現首相ヤヌコビッチ VS 親欧米派の民主野党代表ユシチェンコ、というガチ。
ロシアは欧米寄りにさせてなるものかとばかりに、あからさまに現政権に肩入れを行い、アメリカはユシチェンコ側を援護して、ウクライナを舞台に米露が対決、といった構造になっている。
小国だからどこかの国におもねらないと生き残れない。それを利用して米露が勢力争いをやってるわけだ。
11月の選挙では投票の大規模な不正があって民衆暴動に発展し、26日にやりなおしが決まったわけで。それに関連してユシチェンコは毒殺されかかるし。
平和ボケした日本人としては、たかが選挙くらいで候補の政治家が殺されかかるなんてあ然とするとしか言いようがないわけですが。なにせ日本の選挙なんか、唯一神又吉イエス様が当選するかどうかが話題になるくらいのもんだからな。腹を切って死ねとか地獄の火の中に投げ込むとか、ホントに誰か殺されかかってる国じゃ言えないって。シャレにならないって。
まあイケメンで有名だったユッシーをあんなお化けにした犯人は腹を切って死ぬべきだけどな。ユッシーは顔を犠牲にして大統領の椅子を勝ち取らんとしてるけど(確定ではないが)、心中複雑だろうな。女性にもモテモテだったんだろうしなあ。「女にモテなくなるくらいなら俺だったら大統領になんかならなくていい」と主張する男性も結構いると思うぞ。
・・・今ふと思ったんだけど、この結果を見越した上での、野党陣営(ユッシーの味方)かアメリカCIA工作員とかの犯行って可能性も・・・。「顔を変える」だけの毒なら命に別状はないわりに、有権者や世界に対するインパクトたるや絶大だし。
誰がみても「与党死ね」「ヤヌコビッチ卑怯者」「ロシアの陰謀だ」と思うもんな。一番得をしたのは誰かといえば、野党陣営とアメリカなんだから。
そんなことを考えたらさらに恐ろしくなりました。
ウクライナで26日に行われる大統領選の決選投票再投票で、日本の招き猫を大写しにしたポスターが全投票所に掲示される。日本政府が現地の非政府組織(NGO)に無償資金約450万円を援助、NGOが作成したもので、公正な選挙を呼び掛ける内容。外務省が22日発表した。
選挙の不正を監視する日本のNGOが作成したそうだが・・・何故まねきねこ・・・。
「顔の変わったユシチェンコよりこの猫怖い」ってウクライナの子供が泣き出さないかと心配だ。つか、意味不明なところが怖い。
● 年末進行でごたごたしてるうちに風邪がぶり返した。くそう・・・。ちょっと治っても氷点下の外に出ればすぐこれだ。
そのかわりイルミネーションは雪国で見た方がキレイだな。札幌駅からススキノ駅までの2kmの道の街路樹にずーっと灯りがともっているので、雪景色を背景にすると、夜はとてもきれい。 (→ホワイトイルミネーション写真集)
沖縄にもツリーの飾り付けはあったんだけど、沖縄の美しさはなんと言っても自然物(青い海や鬱蒼とした南国の植物)にあるのであって、それに比べると電飾されたツリーなんて人工物はショボく見えてしまう。
札幌みたいに冬は白一色になって、青々とした草も木も春になるまで見られないモノトーンの世界では、一所懸命飾り付けをして、つらく長い冬景色をなんとか目に楽しいものにしようという努力をせざるを得ないんだな。(とにかく11月末から3月までは雪降ってるからな)
でもきれいでも寒いのはイヤだ。
● ちょっとここでおしらせ。
裏ページのpassをお知らせするメールは、前にも書きましたが自動送信メールなので、スクリプトの不具合その他でメールが送られてこないという現象がいくつか報告されております。わたしが自分で送信してるわけではないので、アンケートの答えで選別し差別している、ということはありません。誤解しないでくださいね。
それと、アンチウィルスソフトを使ってる人は、ソフトが勝手にメールを削除している可能性もあるかも。フォーム送信の時だけ一度ソフトを無効にしてみることをおすすめします。
それでもメールが来ないよ!という人は、前の記事で書いたメルアドに直接メールを送ってみてください。
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いやー、すごいですね、ユッシーのビフォアー・アフター。
しかし、西洋の政治家って大変ですね、アメリカ大統領選も容姿が票を左右する、というのは、昔から言いますが。
日本の場合、最近は外見を気にするおしゃれ中年男性もいますが、基本的に「男は顔じゃない」(じゃ、女は顔かよ、と幼い頃、突っ込んでましたが)という文化があって、男性が容姿を気にするのは、思春期からせいぜい青年期まで。それ過ぎると収入や社会的地位のほうが重点を占めます(勿論、西洋でもそれらは重要でしょうが)。
これは、私のイメージですが、男のルックスを気にするのは、女こども。容姿を問われるのは、芸能人とかホストとかチャラチャラした仕事(といっても、実は大変な仕事だけれどね、どっちも)であって、1人前の男は容姿なんて関係無い、むしろ女にうけるような容姿の男は低く見られる、という偏見すらかつてはあったように思えます。
「色男、金と力は無かりけり」
なんて諺がある位ですから。
しかし考えようによっては、ブサメンでもいくらでも起死回生のチャンスあり、なのが日本であって、ブサ故のコンプレックスから登りつめてエラクなったブサ君も結構いるかも……。そのブサメンのコンプレックスとルサンチマンカが
「色男、金と力は無かりけり」
を浸透させたのかもしれないなあ、などと、なんら根拠も無く考えたりして。
うーん、どっちがいいかは一概に言えないけれど、ブサメンに生まれたら成功への道は絶たれるも同じ、というのも、ちっとかわいそうな気もしますねえ。
あけおめです。年明けにまたもや風邪がひどくなってしまい、更新する気力もありませんでした。今週中にUPするつもりですが。裏表ともども放置スマン。
かわいそうすぎでしょ?ユッシー。なんかもう気の毒すぎて愛称つけるほどファンになっちゃいました。大統領選は思惑通りユッシーが勝利したけど、今度はヤヌコビッチが裁判所に「この選挙は不当だ。やり直しを要求する」って訴えたんでどうなることかと思いましたよ。もう一生選挙やってろこの国は、みたいな。
まあ最終的に負け犬ヤヌコは諦めたからよかったです。
ルックスの問題ですが、「男は四十過ぎたら自分の顔に責任を持て」という言葉があるくらいなんで、単純に造形美の問題じゃなく、やっぱりそれまでの生き方からにじみ出る男の色気、精神的に成熟した美しさ、つーもんが重要だと思うです。
たとえばハリソン・フォードなんて顔はいけてないじゃん、と昔友達に言われたんですが、わたしは大好きなんですよねー。あの、何とも言えず明るい大型犬みたいな笑顔が好きです。
彼はハリウッドでも「顔が悪いから売れない」と言われていたらしいけど(ひでえ)、あれだけ成功したってことは、やっぱり男は表情。ハートのこもった表情なんだと思った次第です。ソロ船長ハァハァ。
いまさらながら、ことよろ〜。一記事あたりの話題は一つにしてくれると、読みやすいしコメントも付けやすいんで、そこんとこよろしく。
私にとってハリソン・フォードの代表作はSWではなくブレードランナーなので、彼の"明るい大型犬みたいな笑顔"ではなく"恐怖に震え、痛みに苦悶した表情"が好きです♪ハァハァ…。
いや、ハァハァって。おっさんがおっさんにハァハァしてどーすんだ。しかもサド入ってますか?結構長いつきあいだけどうるちゃんがそんな人だとは・・・。(怖
まあハリソン・フォードは同性にも好かれるタイプの俳優だけどね。わたしはSWで「レイア姫が好き!」ってことが隠しても丸わかりなのに意地っぱりなソロ船長が好きだな。でももう老け過ぎちゃってあの役やれないだろうなー・・・時は無常なり。
あ、造形美や年齢に関係なく魅力的な男に大仁田厚も入れとくわ。つーかこの人、出てきた時はあんたジャイアン?チューバッカですか?と思ったのに年々カッコ可愛くなってる気がするぞ(人間に近づいている、とも言うが)。知性というか、学ぶ意欲が男を魅力的に変えるんだろうか?
で、ホントに今更ですがことよろ。
他人の老け見て我が老け感じる今日このごろ…。
隠し味として、サドっけとマゾっけがスプーン一杯ほど入っていますが何か?。つーかぁ。
>魅力的な男に大仁田厚も入れとくわ。
そりゃ、いくら何でも趣味悪くなくなくない?お笑い芸人や元格闘系の芸能人が再学するのって、履歴書の空欄埋めるためとか、話題作りのためじゃん。
再学自体は誰にも責めらないから、政治家や芸能人としての評価を仕事内容以外であげる事の出来る一番簡単で確実な方法だと思うぞー。
まっ、「知性や学ぶ意欲は魅力的」ってのは同意だけどね。オマケに、半月型のメガネが似合ってたりなんかしてたら、さらにアップ♪
>いくら何でも趣味悪くなくなくない?
ムカつく〜。大仁田厚は中卒でプロレス界入りしたのを、40歳で高校からやりなおして大学入った人だぞ。学ラン着て他の生徒と同じように授業を受ける姿を覚えてる。
箔付のためだとしてもここまでやれる人は少ないでしょ。今から高校・大学受験なんて考えただけでもくらくらするのに、40過ぎてから足かけ7年以上も学校通いだよ?やっぱすげーよ大仁田。
って、なんでわたしは大仁田のことをここまで弁護してるんだ・・・。
>半月型のメガネが似合ってたりなんかしてたら、さらにアップ♪
ただの知性派にはあんまり興味なーい。何がなんでも実践派。知性的肉体派が好きなんだもん。(肉体的知性派か?)
アッシュとかインディ・ジョーンズ(眼鏡をかければ大学教授、テンガロンをかぶれば悪人と渡り合う肉体派)とか大好きだもんなー。座ってああだこうだ理屈こねる「机上の空論型」じゃなく、頭の中の理論を自分で実践しちゃうのがカッコイイのだ。ハァハァ。
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