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2006年11月20日

天使と悪魔〜三才児虐待死事件

京都・長岡京の三才児虐待死事件。

児相(児童相談所)は今春、長女が「お母さんに殴られた」と訴え、体にあざがあったため、虐待と判断し保護に踏み切った。しかし、その時点で長男の拓夢ちゃんへの虐待の兆候はなく、児相は「父親と同居女性の関係は良好で長男をかわいがっているように見えた。担当職員と父親の間には連絡もあり、信頼関係を築いていると思っていた」と釈明した。
京都児童相談所(京都市上京区)の幹部は「予想外のことが起きて残念だ。判断に甘さがあったと言われてもしかたがない」と不手際を認めた。


長女がひどく虐待されていたのなら、下の子も危ないに決まっている。「判断が甘い」という問題ではなくて、ケースワーカーのくせに児童虐待に対する知識が全くないと思わざるを得ない。
虐待する親というのは、大概の場合、特定の子供が憎いとか、子供に問題があるからするわけではない。「虐待をせずには居られない」という心理状態に置かれているからするのだ。犠牲者を取り上げられたら、別の子供に矛先が向かうのは当然である。(*1)


例えば、二人か三人の兄弟姉妹のうち、一人だけにターゲットを絞って虐待する、というタイプの親は多く存在する。(全員実子か全員継子という同じ条件下でも。)
かれらは、子供に「悪い子」と「良い子」、「悪魔」と「天使」、「敵」と「味方」、という二元的な役割を割り当てる。実際の子供の資質にはほとんど無関係である。
このタイプの親は、「子供はみんな平等に愛すべき子。良いところもあれば悪いところもあるけれど、みんな大事な家族」という、正常な親の考えかたができない。
さんざんに虐待してもちっとも良心の痛まない「悪い子」、家庭内に起こる悪いことをすべてその子のせいにできる、異質な「敵」が必要なのである。
かくて犠牲者に選ばれた子供は、「悪い子」の役割を割り振られ、何をやっても怒られ、いたぶられる運命を背負うことになる。もちろん何もしなくても殴られる。


その一方で、「良い子」の役割を幸運にも引き当てた子は、「お前は○○(悪い子)と違っていい子だね」と、常に比較して持ち上げられ、可愛がられる。
しかし、これは虐待する親にとっての便宜的な役割分担でしかない。
「悪い子」の役割を担った子供が、「自分が悪いから怒られるのだ。××(良い子)と同じくらいいい子になれば、いつかきっと自分も愛してもらえる」と考えて必死に努力しようとも無駄である。虐待親の中では、「悪い子」というレッテルが貼られてしまっているのだから。
むしろいい子になってもらっては困るのだ。その子が「悪い子」だから虐待をするのではない。虐待をするために「悪い子」と認定するのである。


しかし、その「悪い子」がある日、何らかの理由で家庭から居なくなったとしたらどうなるだろうか。
家族の中でたったひとり異質な子、悪魔の子、取りかえっ子、お前さえ生まれてこなければ、と、さんざんにいたぶってきた「敵」がいなくなれば、残った子供は良い子ばかりのはず。家庭は安泰、平和な日々が訪れるのだろうか?
案に相違して、今度は残った子供(良い子)の方に攻撃のターゲットが移ることがままあるのだ。
こういうタイプの虐待者は、周囲の人間を常に敵()か味方()かに分類し、敵と認定した人間に攻撃を加える習性がある。「家族」という最小単位の社会の中でも、敵(攻撃対象)がいなければ生きていけないのである。
京都の事件の父母も、「しつけ」だとか、「おむつが取れなかったから食事を制限した」だとか、いろいろ弁解しているが、全て後づけの理屈だろう。(*2)
今まで「悪い子」の役を割り振られていた6歳の長女が施設に保護されて居なくなったから、「良い子」だった長男におはちが回ってきたのである。(*3)
長女と比較すれば「良い子」に見えていたから可愛がってきたが、子供が一人だけになってみると、長男にも色々と問題が目につき始めた。
この子も「悪い子」だった。
できそこないだ。欠陥品だ。厳しくしつけなければ。


こういう現象が起こることは家庭内虐待の基本中の基本であり、(長女は虐待されていたけれど)「長男はかわいがっているように見えた。」(だから大丈夫だと思った)という認識不足はあまりに酷いと言わざるを得ない。
これは虐待の素人の判断だ。


大学時代に児童心理学で虐待問題をかじった程度の知識しかないが(専攻ではない)、この長岡京市の児童相談所に専門家が一人でもいるのかとはなはだ疑問に思う。
虐待先進国のアメリカと比べて、日本は、虐待に関する社会的認識・法整備・施策など、全般に30年は遅れていると言われている。
全児童の人口に即した数の専門家をどんどん養成しなければ、差は開く一方だろう。
また、専門家でない人間をいくら配備したところで、この事件の児童相談所と同じ轍を踏むだけだ、ということも認識する必要があると思う。


ちなみに、拓夢ちゃんは衰弱して動けなくなった後も虐待を受けた疑いがあるという後追い報道がされている。本当に嫌になる。

調べでは、拓夢ちゃんの顔や両太ももに赤い小さな皮下出血の跡を含む多数のあざが残っていた。府警は、3歳児平均の半分の体重約7キロで歩行も困難だった拓夢ちゃんが、つねられるなどしていた可能性があるとみている。同居していた無職西村知子容疑者(39)=保護責任者遺棄致死容疑で逮捕=は、拓夢ちゃんが衰弱していることを認識していたことを認めているという。
顔や太ももに新しい皮下出血 京都・男児虐待死


蛇足:
うちの母に、「わたしのおむつを取る時どうだった?苦労した?」と訊いてみたところ、その頃にはもう産休を脱して働き始めていたそうで(母は看護士)、預けていた母方の祖母にトイレトレーニングをしてもらったそうだ。
便意を訴えるつど、子供をこまめにトイレに連れて行ってやらないと、勝手にお漏らししてしまう。その時期には一日中様子を見ていてやらないとならず、根気の要るしつけらしい。
(うちの猫は砂を入れたトイレに連れて行ってやったら一発で覚えたんだけどな〜)
もちろん、たった2〜3歳の子供に、叩いたり食事を与えない、などという方法でしつけられるわけがない。


*1: 今まで虐待されていた長女が施設に保護されて居なくなった時点で、長男への虐待が始まった。そして、上の子より体力も抵抗力もなかったため、今度の虐待は児童の死亡という最悪の結果につながった。
*2: もっとも、本人(継母・実父ともに)は後づけと気づかず本気でそう信じているのかもしれないが。
*3: 長女について継母は「しつけに失敗した」と供述している。



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投稿者 : ナツ at 2006/11/20 | カテゴリー : 心理
コメント

投稿者 : 漢魂 at 2006年11月20日 21:56

ソース: 科学 岩波書店 2000年7月号
戦後日本の殺人の動向 とくに、嬰児殺しと男性による殺人について

抜粋:『日本は、殺人率全体では先進国では最低レベルにあるのに、こと嬰児殺し(母親による実子殺し)
に関しては欧米より郡を抜いて高い』
『とくに他の殺人率がコンスタントに減少した1970年代に、嬰児殺しは反対に増加傾向すら示した』
『別の角度からみると、日本人が一生のうちでもっとも殺されやすい時期は、出生直後ということでもあり、
1980年までのその率は現代アメリカの平均殺人率(100万人あたり約100件)にも匹敵していた』

この事実を知っていた人はいますか?

逆に、日本男性の殺人率は世界各国の男性と比べても最も少ない部類に入ります。
殺人率だけでなく、日本男性は性犯罪も暴力事件も他国と比べれば非常に少ない国なのです。
日本男性は他国の男性と比べても凶悪事件を起こすことが非常に少ないことはよく知られてることです。
しかし、日本女性は世界各国の女性と比べて嬰児殺しという凶悪殺人行為が非常に多いんですね。

日本という国は男女が逆転している国であるとも言えますが、この原因はなんでしょうか?


投稿者 : とろろ at 2006年11月20日 23:44

>虐待先進国のアメリカと比べて、
たしか「6センス」だったかな。
子どもの背中の打撲を医者に見せたら母親に虐待の疑いありと、通報されてましたね。

あたりまえの豊かさや途絶えた伝統ってことなのでしょうか。
こういったニュースを見るにつけ出生率あがらないだろうな、と思ってしまう今日この頃みなさんいかかお過ごし、、、、てか

>日本女性は世界各国の女性と比べて嬰児殺しという凶悪殺人行為が非常に多いんですね。
無理心中と同感覚に、子どもの人権を認識できなくて、自分の利益を優先してしまうということでしょうか。それと女性の権利つまり男女平等の思想の歴史があさいことも関係あるかな。あたまいくないのでこのくらいのことしか言ないです。キュウ


投稿者 : ナツ at 2006年11月21日 02:07

●漢魂さん
>日本は、殺人率全体では先進国では最低レベルにあるのに、こと嬰児殺し(母親による実子殺し)
>に関しては欧米より郡を抜いて高い

またマルチコピペか。どっかで読みましたよ。これ。

http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/
とりあえずここを見ると、日本の嬰児殺しも幼児殺しも近年は急激に減少しています。現代の母親は昔の母親に比べると子供を殺さない良い母親のようですよ。新聞やTVの印象操作に騙されないように。
それと、「1980年までのその(嬰児殺害)率は現代アメリカの平均殺人率(100万人あたり約100件)にも匹敵していた」について。
昭和50年前後のピーク時には、年間207人の嬰児が殺されています。これが上記の根拠でしょうが、200人以上が継続的に毎年殺されていたわけではない。
昭和50年の出生数は約190万人なので、200人が殺されたとすると、1万人に1件の殺害はこの年の前後に限っては間違いではない。が、それ以降は減少して、今では年間30人前後の殺害数でずっと横ばい状態。(2005年は27人)
近年の出生数は年間120万人ほどですから、30人殺されたとして、4万人に1件です。
あきれてものも言えない印象操作ですね。

で、肝心の部分。本当に欧米は現代日本よりも低い嬰児殺害率なのか・・・日本は、多くて年間30人程度ですよ。眉唾と思いますけど。
そのあたりのソースは時間が無くて探せませんでしたが、あるならば提示をお願いします。わたしももう少し調べてみます。(と、コピペにマジレス)
今はネットがあるから少しググればあやしげな煽動文に惑わされずに済む。良い時代ですね。

●とろろさん
>無理心中と同感覚に、子どもの人権を認識できなくて、自分の利益を優先して
>しまうということでしょうか。それと女性の権利つまり男女平等の思想の歴史があさいことも関係あるかな。

ほらね(笑)こうやってコロッと騙されちゃう人がいるからプロパガンダを捏造する人が絶えないんですよね。
とろろさん騙されちゃダメです。1960年以前の方が、母子心中も嬰児殺害も日本ではずっとずっと多かったんですよ。
「昔の母親は子供を大事にしていたのに今の母親ときたら・・・これもフェミ思想の悪しき弊害だ。日本のフェミは歪んでる!」というバックラッシュの煽動にはほとほとうんざりです。根拠もないのに。
嬰児の殺害数から見れば、今時の母親の方が、フェミニズムを知らなかった大和撫子よりずっと母性愛が強いことになりますよ。
うまく作られているコピペほど疑ってかかり、ソースは一応自分で調べましょう。自分の頭で考えましょう。わたしも気をつけよっと。


投稿者 : しぎこ at 2006年11月22日 00:50

こんにちは、お久しぶりです。

最近では「日本は母親による実子殺しの率が欧米より郡を抜いて高い」なんて言われてるのか。
(その当たり外れについては私もひとまず置きますが)「無批判な欧米文化の後追いによる母性の変化」とかじゃないんですね。
漢魂さんの意見の中に「日本という国は男女が逆転している国であるとも言えますが」ってあるけど、例えばフェミニズムって欧米から入って来たものじゃないですか。
何をどうしろっていう意見なのでしょうか??


投稿者 : しぎこ at 2006年11月22日 01:10

あ、「男女が逆転している国」は「殺人率において」か。日々の生活全般の話ではないですね。
でもやっぱりわからない。


投稿者 : とろろ at 2006年11月22日 01:31

>ナツさん
>うまく作られているコピペほど疑ってかかり、ソースは一応自分で調べましょう。自分の頭で考えましょう。

あやうく騙されるところでした。ナツさんありがとう。


投稿者 : とろろ at 2006年11月22日 01:46

ダブってしまいました。
すみま千円。

>ほらね(笑)こうやってコロッと騙されちゃう人がいるから

なんか勝ち誇ったような印象。すこしシャクだなあw


投稿者 : ナツ at 2006年11月22日 02:07

●しぎこさん
>「日本は母親による実子殺しの率が欧米より郡を抜いて高い」なんて言われてるのか。

これ悪質な印象操作ですけど、何を目的として筆者がこんな操作をしたのかよく解りませんね。調べてみると、長谷川眞理子、長谷川寿一という人類学者のコラムが元になっているようです。

>漢魂さんの意見の中に「日本という国は男女が逆転している国であるとも言えますが」ってあるけど、
>例えばフェミニズムって欧米から入って来たものじゃないですか。

原文の筆者の目的は知りませんが、これを引用してマルチコピペしている人の目的は何となく解ります。
最近のバックラッシャーは「日本のフェミは男女平等ではない。男性差別だから歪んでいる」ということをしきりに喧伝してるんです。その根拠として、痴漢対策の女性専用車両や、女性限定のイタ飯屋が存在することを挙げていまして、なにそれ?ふざけてるの?としか思えないんですが、彼らは本気のようです。
フェミ団体の方にも変なことで「差別だ」と言い出すおかしな人たちが居るので、その合わせ鏡のようなものですね。
で、「日本という国は男女が逆転している=日本では女の方が強いし犯罪を犯すのも女。それはフェミの陰謀で日本がおかしくなったからだ」という方向に持って行きたいんじゃないかと。
実際には殺人者の9割は男性なんですがね。

●とろろさん
>あやうく騙されるところでした。ナツさんありがとう。

はい。お互いに気をつけましょう。報道番組を見ていると、子殺しも少年犯罪も近年激増しているように思えますが、実際はどちらも戦後激減してるのは統計を見れば歴然です。日本はどんどん平和な国になっているのに、闇雲に社会不安を煽ってどうしたいんだか。

>なんか勝ち誇ったような印象。すこしシャクだなあw

だって釣りコピペなのに見事に釣られてるんだもの(笑)


投稿者 : イカフライ at 2006年11月22日 20:02

こんばんわ。

 ネットには、ネットでしか物も言えないような輩が多いですね、ネット右翼とか反フェミ厨のバックラッシャーとか。こういう反動的なものに惹かれる男性(が圧倒的に多そう)ほど堂々とリアルで発言できずにネットの匿名に隠れてこそこそするという「男らしくない」行動するのは何故なんでしょ?

 にしても、児童虐待なんて悲惨な話を、自分の都合よい女がいないという姑息な不満に挿げ替えるのは、ホンマ、恥ずかしい。ハンドルとは真逆に漢の魂がカケラもない行為だぞよ。


投稿者 : ナツ at 2006年11月23日 23:30

●イカフライさん
>ネットには、ネットでしか物も言えないような輩が多いですね、ネット右翼とか反フェミ厨のバックラッシャーとか。

リアルでは言えないとしたら、「日本女は嬰児殺し」コピペみたいな発言は電波持論であると、彼らが自覚している証左ではないですかね。最大限前向きに解釈すればですが。
「既得権益を侵す力」としてのフェミニズムや、「今時の若い女性」に対して怨念のようなものがあるというだけであって、他にさしたるイデオロギーがあるわけでもなさそうだし。

フェミニズムや女性を攻撃するという目的のために、児童虐待問題を利用しようという悪質さにうんざりするのは同意。


投稿者 : とろろ at 2006年11月24日 00:21

>イカフライさん
>児童虐待なんて悲惨な話を、

児童虐待と嬰児殺しは同義ということですか?
なにが正しいか検証してないので文面だけでRESしますが。

>ナツさん
>「既得権益を侵す力」としてのフェミニズムや、「今時の若い女性」に対して怨念のようなものがあるというだけであって、他にさしたるイデオロギーがあるわけでもなさそうだし。

痛烈ですね。その程度の動機でここまでやる歪度が理解できません。(´・ω・) カワイソス
いくらネットで怨念文撒き散らしても欲求は解消できないと思うのですが。


投稿者 : とろろ at 2006年11月24日 07:59

>イカフライさん

>児童虐待と嬰児殺しは同義ということですか?
なにが正しいか検証してないので文面だけでRESしますが。

これも失言です。こういうコメントは扇動コピペと同レベルですね。
失礼しました。


投稿者 : ハナスケ。 at 2006年11月25日 15:23

こんにちは。何かゴタゴタしていたようですね。(笑)
長岡京市は本当に近くなので(それこそ電車で二十分以内)、こういう事件が起こったのはショックでした。

今回の記事で『Itと呼ばれた子』を思い出しました。引用が要らないほどの有名作品ですが、
数年前に著者の弟さんが別の手記を出していたのをパラ読みしたことがあるんです。
その弟さんはとかく母親(虐待者)の寵愛を受けていて、母親の命令でお兄さんをいじめて追い詰めたり、
些細な手抜かりを見つけては報告する、スパイの役割を負っていたりしたわけなんですが、
お兄さんが家を出ると、あっと言うまに立場が転落してしまい・・・。
それからは地獄の日々だったそうです。

なんというか、とことん自分に都合のいい考えのみを採用していく人間って
幼い子どもを巻き込んでも尚、止まらないものなんですね。

ではでは。


投稿者 : ナツ at 2006年11月26日 07:09

●とろろさん
>痛烈ですね。その程度の動機でここまでやる歪度が理解できません。(´・ω・) カワイソス
>いくらネットで怨念文撒き散らしても欲求は解消できないと思うのですが。

うんざりはしますが、イデオロギーにまで発展せず、デマをマルチコピペしたり怨念電波垂れ流しだけで満足していてくれれば、「ただの痛い妄言」で済むとは言えます。
目障りなことに変わりはないので、煽動文を見つけたら検証はしますけど。

ところで、とろろさんが「ネット初心者」ってのはいくら何でもウソでしょ(笑)
どう見ても某匿名掲示板の影響が濃厚です。本当にありがとうございました。

●ハナスケさん
地元のかたですか。<京都 
この事件では、近所の人や地域の自治会が割と積極的に動いて、何度も警察に虐待を訴えてるんですよね。そのへんが京都ならではなのか、隣近所に無関心な地域では考えられないことだと思ったんですが、せっかく近隣の互助精神が機能していても、児相や警察が無能では話にならないという教訓のような事件でした。

「Itと呼ばれた子」は有名ですね。今回の記事を書くときも頭にありました。
ただわたしはこの本、書評とあらすじしか読んでないんです。研究文ならともかく体験記は駄目です。
京都の生き残った女の子の方も、これから先の人生が試練ですが・・・大人になれば、弟が父母にいじめ殺されたことが解ってしまうし、自分も危ないところだったと知るだろうし。
虐待から生き残った子はそれを単純に「幸運」とは思えないんですね。生き残った罪悪感や、「生も死も紙一重」という虚無感を抱えて生きることになるかと思うと、やりきれません。


投稿者 : とろろ at 2006年12月 3日 09:24

>どう見ても某匿名掲示板の影響が濃厚です。本当にありがとうございました。

どこの板でしょうか?
少なくともネット玄人の範疇に私は入らないでしょう。そう思われるならw


投稿者 : しぎこ at 2006年12月20日 03:23

タイミング外してしまって今更ですが;

>最近のバックラッシャーは「日本のフェミは男女平等ではない。男性差別だから歪んでいる」ということをしきりに喧伝してるんです。その根拠として、痴漢対策の女性専用車両や、女性限定のイタ飯屋が存在することを挙げていまして

以前、まさにこれを主張する人とネット上で会話したことがあります。
案の定話はあまり噛み合いませんでしたが(笑)
あの人だけじゃなくてそういう主張する人結構いるんだー;
想像外でしたよ。


投稿者 : ナツ at 2006年12月22日 23:58

●しぎこさん
や、バックラッシャーの主張は判でおしたみたいに同じですよ。テンプレでもあるんじゃないですかね(笑)
テンプレ化しているからこそ「またこれか」とスルーされるネタに堕しているわけで、説得力を失っているのが皮肉なんですけど。


投稿者 : ティアス at 2007年3月 9日 06:22

>京都の生き残った女の子の方も、これから先の人生が試練ですが・・・
そうなのかもしれませんが、愛されなかった男の子に比べればまだましだと思いますよ。
女の子の場合、愛されなかったとしても、社会全体から拒絶するようなことはしないから。煙たがる人がいたとしても、ちょっと探せば愛してくれる人がいるから。優しくしてくれる人がいるから。
誰からも愛されず、不満をダメ込んだ末に通り魔事件などといった暴力事件を起こしがちな男の子とは違うから。
きっと、愛してくれる人が見つかりますよ。


投稿者 : 大学生 at 2008年7月 9日 14:43

初めまして、大学生です。

>最近のバックラッシャーは「日本のフェミは男女平等ではない。男性差別だから歪んでいる」ということをしきりに喧伝してるんです。その根拠として、痴漢対策の女性専用車両や、女性限定のイタ飯屋が存在することを挙げていまして、なにそれ?ふざけてるの?としか思えないんですが、彼らは本気のようです。

僕はフェミニズムには特に反対はしませんが、もはや痴漢対策という言葉もなくなり、単なる女性へのサービスとなっている女性専用車両や、いわゆる女性限定サービスについては男性差別だと思います。

女性の衣類のクリーニング代が男性の3倍かかったことについては問題になりましたが、一方で女性はリフト券タダというスキー場はそのままです。
男性専用のゴルフ場はなくなりましたが、女性専用の施設はたくさんあります。
(函館にある、時間帯によっては男性を排除するパスタ店は改善されたようで、その後利用客が増えているようです。)

ちなみに、「専用」という表記は法律上、道徳上ありえないのですが、これについては割愛します。

勿論、「男性だけが抑圧されていて、女性だけが優遇されている」とは思っていませんよ。男性優遇は問題になるのに、女性優遇は問題にならなかったことがおかしいだけで。


投稿者 : ナツ at 2008年7月10日 00:13

●大学生さん
ラッシュ時のたった何本かの痴漢対策の専用車両と、イタ飯屋の女性サービス。そんなものを根拠に「日本社会は女性を優遇している」と本気で論じている人がいることが信じがたいですね。まだやってんのかよ、って感じです。
「土俵に女が上がれないのは女性差別」「ミスユニバースは女性差別」「キティちゃんに口がないのは女性差別」と、何でもかんでも差別と言い立てるラディカルフェミニストと変わりはありません。そういうフェミニストを批判している男性層がまるっきり同じことをやっている状況には呆れる他ないです。
男性に対する固定観念、性的抑圧が存在することを否定するつもりはないですが、少なくとも、敵は専用車両やイタ飯屋じゃないってことです。それに気がつかない人とジェンダー問題を話す気には到底なれません。
まあ、まずは社会に出て実地経験積んで下さい。もっとも、社会人になっても何も見えてない人もいますけども。


投稿者 : michirou at 2008年7月11日 20:06

大学生さんのコメントに横レスです。(私もむかーし、同じような事を考えていたので・・・(照))

女性専用施設や女性割引を女性優遇と感じているようですが、ほとんどは「その方が儲かるから」と言う単純な話ですよ。

女性専用施設の例としてはエステやヨガなどがあります。

理由としては

・潜在顧客の大多数が女性
・女性としては、異性と一緒にエステやヨガを行うのは恥ずかしい
・更衣室やトイレなど、男女それぞれのスペース、設備が必要

と言った事から、女性専用にしたほうが儲かる、と判断する経営者が多いからです。

女性割引に関して言えば、男性に比べて女性の方が収入が少ない(一般的に)ので、一人当たりの利益を減らしても集客する事で、トータルで利益を上げる(飲食店の学割と似てる)効果と、女性に来店してもらう事で人気店となり、デートなど単価の高い客を呼び込むなど、こちらも単に利益を最大化しようとする試みに過ぎません。
リフト券なんて、男に連れて来てもらうか、女性同士の客狙いの男客を見込んでの事だから、結局、スケベな男たちの欲に付込む商法に過ぎないし。

後者の女性割引は寧ろ女性蔑視の顕れ(と言うよりその反映)でしょう。

そんな事よりも「男は仕事に生きろ」的な部分をどうにかした方が、幸せに生きられる(男女とも)と思うけどね。

仕事が出来ない男には、生きづらい世の中だよ〜(社会人12年目の実感!)



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