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2007年1月30日

納豆が消えたと思ったら余ってる

●「納豆たくさん買ってきて。納豆でダイエットできるんだって」と母が言い出したとき、「また『あるある』か」とうんざりしたもんだった。「あんな番組、何も信憑性はないよ」と毎回言っていたのだけど、母は頑として聞かず、そのつどトコロテンだの豆乳だのを買ってくる。わたしにも「たくさん買って来い」と命令する。
騙されやすい人の代表格なのだが異常に飽きっぽいので、すぐに熱が冷めてマイブームが終わってしまうのが救いと言えば救いだ。
というか、そんなに飽きっぽいんじゃ、本当に効果があっても絶対に痩せられないと思う。


あるあるの捏造問題が次々と明るみに出ている今、「ほら前から言ってたじゃん。だからこんなもんに踊らされるなっつーんだよ」とわたしは鬼の首を取った状態。(←こういう奴もウザイ)
母の場合は一応看護士なんだから、こんな非科学的な番組最初から信じるなよと思ってしまうが、そこがそれ、「統計データ」「科学的実験」「実証」マジックについ目を眩まされてしまうらしい。3人しか被験者がいなくても、2対1で「統計的に実証された」と強引に結論づけるような恣意的な番組で実験も実証もないもんですが。


そもそも消費を促すような方向性の健康番組なんか一切信じられない。スポンサーと結託して製品が売れるように誘導しているのがわかりきっているからだ。「何も買うな。家にあるものだけで健康になる。無駄に金を遣わないことが健康の秘訣」という方向性の健康番組を作ればいいと思う。足裏マッサージだけでいいよ。もう。(消費社会の敵)



健康番組大好きな友人もいるのだが、母やその友人から見れば、わたしの食玩・ドール関連のコレクション系無駄づかいの方がもったいないからヤメレだそうです。「健康と美容にお金をかける方が有意義」らしい。
そしてマイナスイオンが発生するとかしないとかいうあやしい空気清浄機を買ったりしてる。「マイナスイオン」って物質自体存在しないって教えたんだけどわかってくれない。
まあわたしみたいに、「うさんくさいから信じられない」という疑い深い人間には完全に無効でも、「気は心」の人には効果がある場合もあるわけですが。これをプラシーボ効果(偽薬効果)(*1)という。
健康ブームに便乗するのも、コレクションと同じでひとつの自己満足的趣味なんだろうね。これを一概に「騙されている」といっていいのかという躊躇はあるな。



番組ねつ造:村上フジテレビ社長「検証番組を放送する」

フジテレビの村上光一社長は29日の定例会見で、同局が放送した関西テレビ制作の番組
「発掘!あるある大事典2」のねつ造問題について「放送したテレビ局として視聴者の
信頼を裏切り、放送界全体に不信を招いたことを深くおわびする」と謝罪した。


どんな実験をしても何も効果が出ず
「劇的な効能がある食べ物なんか地球上に存在しない」
「世の中には絶対確実なものなんて何ひとつない」
「何買っても無駄なものは無駄」
「やせたいなら何年もコンスタントに努力しろこの怠け者が」
「すぐに楽しようとするからおまえら視聴者はデ●のままなんだよ」
という結論に毎週必ず到達する番組、「発掘!ないない絶対ない大辞典」とか作ればどうか。これこそつらく厳しい現実を視聴者が毎週直視できる番組であり、放送業界への信頼回復につながるんじゃないかと思う。


まあスポンサーは付かないし視聴率も取れないと思うけど。


花王もスポンサー降りちゃったしな。エコナオイルヘルシア緑茶の発ガン性・肝障害問題の方が、納豆でやせるかやせないかなんて牧歌的な問題よりずっと重要なんだから、逃がさないで今のうちにガンガン追求して欲しい。



ついでに「統計・データの罠」を嘲笑する有名なコピペ。

<パンは危険な食べ物のガイドライン>


ある食べ物が身体にいいという話はよく聞きますが、アメリカの調査結果
によれば、パンは危険な食べ物だということがわかりました。
パン食が増えている日本も他人事ではありません!
その驚愕の事実をご紹介します。


1)犯罪者の98%はパンを食べている
2)パンを日常的に食べて育った子供の約半数は、
  テストが平均点以下である
3)暴力的犯罪の90%は、
  パンを食べてから24時間以内に起きている
4)パンは中毒症状を引き起こす。被験者に最初はパンと水を与え、
  後に水だけを与える実験をすると、2日もしないうちにパンを
  異常にほしがる
5)新生児にパンを与えると、のどをつまらせて苦しがる
6)18世紀、どの家も各自でパンを焼いていた頃、
  平均寿命は50歳だった
7)パンを食べるアメリカ人のほとんどは、
  重大な科学的事実と無意味な統計の区別がつかない


「あるある大事典」の統計や科学的実験なんて全部このレベルだもんなあ。


*1: 偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われる事もある。
偽薬成分としては、少量ではヒトに対してほとんど薬理的影響のないブドウ糖や乳糖が使われる事が多い。Placebo(プラシーボ)はラテン語で、「私は喜ばせる」の意。〜wikipedia




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投稿者 : ナツ at 2007/01/30 | カテゴリー : 気になるニュース・ネタ
コメント

投稿者 : イツカ at 2007年1月30日 19:20

お久しぶりです。
<パンは危険な食べ物のガイドライン>を見て「DHMO」の話を思い出しましたのでTBさせていただきました。

コラーゲンは肌に塗っても経皮吸収はされないし(たぶん飲んでも一度ペプチドに分解されて軟骨に行く)、
GABAはアミノ酸だから胃腸で分解されちゃうだろうし、
プラチナは胃液で消化されず腸でも吸収されないらしいし……。
まあ次々といろいろ出してくるなあとは感心します。

どちらにせよ関西人なので(?)私納豆は食べられないのですが……。


投稿者 : ナツ at 2007年1月31日 00:15

●イツカさん
お久しぶりです。
せっかくTBいただいたそうなんですけど、見当たりませんでした。フィルタで自動的に止められてるのかな?とも思ったんですが、管理画面で探してもないし。届いていないんじゃないかと。

DHMOのコピペも有名ですねー。多分こちらが元ネタなんでしょう。この実験によって、「われわれはいかにして騙されるか」という論文を仕上げたという。
何かにつけて「ソースは?」と突っ込むような疑い深い人でも、何%だの何割だのという統計があると、コロッと騙されてしまう。わたしも同様なので、うのみにする前に何でも一応調べて裏を取る習慣をつけたいです。

コエンザイムもあやしいですね。さも色々な効果があるかのようにうたわれていますが、日本企業しか製造していないらしい。そんな万能物質なら、世界中がこぞって製造・販売するだろうに。


投稿者 : イツカ at 2007年1月31日 19:50

TB、表示されないみたいですねー。
こちらから文中リンクさせていただいておりますし、気にしないことにします(笑)
わざわざご確認いただいてありがとうございました。

どんなものでも何らかの効能はあるのでしょうけど、過ぎたるは及ばざるが如しと言いますし。
やはり基本の食生活をきちんとすることが一番大切なのでしょうね(難しいけど)。
うちの大学の教授(医学博士)はサプリメントについて「薬品じゃないから審査もあまい。
どんなものが混じっているかわからない」と言っておられました。
含有成分によってはアレルギーを起こす人もいるようですよ。


投稿者 : ナツ at 2007年2月 1日 21:22

●イツカさん
>薬品じゃないから審査もあまい。
>どんなものが混じっているかわからない

一昔前はコンビニやスーパーにサプリは置いてなかったですもんね。薬局で買うものだと思っていた。手軽に安く買えるようになった分だけ、中身はしれたもんじゃないのでしょう。
わたしはよく口内炎になるのでビタミン剤だけは手放せませんが、何日か続けて飲んでるとあれはちゃんと効果あるんですよね。このくらい明確な効果がない限り、やせるだの肌が若返るだの血液がサラサラになるだの、効能の大安売りはするなと。トクホ(特定保健食品)だか何だか知らんけど、フィルタは機能してるんでしょうか。


投稿者 : ulu at 2007年2月 4日 22:41

ナッちゃんがビタミン剤の効果を感じるのは、食事で取ってるビタミンがかなり不足してるからだよ。
不足している分を補うという意味でのみ、サプリメントは効果を発揮。

>「あるある大事典」の統計や科学的実験なんて全部このレベルだもんなあ。
日本では、「あるある大事典」の部分を「テレビ番組」とか「マスコミ」に替えても
当てはまるよね。適当なウェブサイトを取り上げて「ネットで話題!」って
売り文句付けて、情報を検証せずに垂れ流したりね。

とは言え「あるある」でやってた事なんて、可愛いもんだよな。
「細木かずこ」とか「オーラの泉」が言ってる事なんて、統計や科学的実験の検証さえ出来ねーもん(笑)


投稿者 : ナツ at 2007年2月 7日 00:34

●うるちゃん
わたし風邪ひきやすいからさ、風邪と口内炎って大概セットでやってくるんだよ。んであわててビタミン剤を飲む→数日で回復。
食事は夕食はしっかり自炊してるけど、好き嫌いがあるからビタミンが不足するのかも。

>「細木かずこ」とか「オーラの泉」が言ってる事なんて、統計や科学的実験の検証さえ出来ねーもん(笑)

占いや前世がどーのなんて最初から科学を拒否してるからしょうがない。ああいうのを馬鹿にしてる人でもうっかり引っかかるのが、「あるある」系の健康情報だからなあ。「80%は効果があるという実験結果が出ている」とか言われると、「宗教等と違って確実に結果が出るんだ」という錯覚に陥るんでしょ。
うちの母は「あるある」も「オーラ」も見てるよ。わたしが横からツッコミ入れまくって、「いいから放っておいてよ!」「ほんとにあんたは捻くれてるんだから。そんな風に育てた覚えは(略)」と怒られるパターン。
だって美輪と江原まじウザいんだもん。

とか言ってわたしも占いや心理テストはネットで見つけたら必ずやってみるけど。(一瞬後にはきれいに結果を忘れてる)


投稿者 : ulu at 2007年2月13日 00:01

>わたし風邪ひきやすいからさ、
いくら健康法とはいえ、冬の間もマッ裸で寝てるのはどうかと…。

>だって美輪と江原まじウザいんだもん。
「出演がその二人だけなら見ないが、間に挟まれてる国分太一の存在が妄想のツボ!」
とか言うてる人が、この前行った飲み会にいました。あの番組って実はヤオイネタ?


投稿者 : ナツ at 2007年2月16日 01:44

>冬の間もマッ裸で寝てるのはどうかと…。

自分の習慣をわたしに押しつけるなよ。むしろ冷え性だから靴下はいて寝ることすらあるっつの。
わたしがやったことのある健康法っていうと・・・スキムミルクヨーグルト?
三日ぐらい食べたけどおいしくないし飽きるし、効果が出ないからやめた。(←あるあるよりひどい奴)

>「出演がその二人だけなら見ないが、間に挟まれてる国分太一の存在が妄想のツボ!」

あの三人のキャラでやおい妄想ができるとは・・・。
「適当なこと言ってるんじゃねーよ電波ジジイ。お前が天草四郎の生まれ変わりのわけないだろ(爆)」とか思いつつ話を合わせてるんだろうなあ国分哀れ、という同情しか湧いてこないよ。
あの流され具合が腐女子の好き心をそそるのかねえ。



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