● 前回エントリについて、「相対化」の前にやることがあんじゃないかと思うんだけどさ。という批判を受けましたので、お答えします。
Masaoさんの受けている「脅迫」に関する憶測をあそこで述べたのは軽率でした。今現在も、「脅迫者を名指しで晒し上げ」という対処自体には疑問を抱いていますが、それをあの文脈で書いたことは誤解を招く元だったと思います。
“Masaoさんが今現在受けている脅迫に関して、一体どこまでの情報を集めて上の発言をしたんですかね。”というお話ですが、真相は野次馬にはわかりようがありません。
ですが「ブログで公開」という手段をとった時点で、野次馬に勝手な「憶測」をされ、記事や噂話のネタとして消費されることは不可避だと考えます。それを覚悟の上での公開だと思っていました。野次馬は黙っていろ、これは当事者の問題だ、と思うなら公開すべきではなかったと思います。
公開によって当面、確実に現れる(期待できる?)効果といえば、われわれ野次馬が、「脅迫者」と名指された天馬さんをバッシングすることだけです。
しかしこれも結局は「憶測」による非難にしかなり得ないわけで、本来良いことではないですよね。われわれは正確な情報を知らないのですから。
その意味で『公開』という(一方的な)手段は、天馬さんへの私的制裁に見えたんです。他人に軽々しい憶測をされたくない、そして説得も批判も天馬さんには届かないほど事態が切迫しているなら、警察や信頼できる友人にのみ訴えるだろうと。
それはそれとして。身体的な危機には関係なく、Masaoさんも一条さんも、長期間理不尽な攻撃に晒されたストレスについては同じと言いたかったのですが、文脈を考えずに個人的な憶測を述べたため、誤解を招く文章になったことをおわびします。
・「いかなる脅迫も行われるべき/容認すべきではない。」
・いかなる言説が原因だとしても、『第三者による私的かつ暴力的な制裁』は認められるべきじゃない
これらの原則にはすでに過去記事やブクマで同意しています。(※ついでにいえば、当事者による暴力的制裁もダメですよね。心情的には理解できるけど、それを容認したら天馬さんによるMasaoさんへの暴力も肯定されかねないから。)
それから、Masaoさん(と天馬さん)の現状について。
念のため(警告も兼ねて)、本人に代わり現状報告すると、例の作戦が功を奏したのか今のところ目立った動きはありません。既に警察にも通報し、「然るべき対処」も済んでます。
これについては、どなたかがどこかのブクマで、「天馬さんの知り合いなので説得した」という話を書いていたと思うんですよ。が、探せませんでした。・・・幻ではないと思うんだけどなあ。それを読んで「(天馬さんが)説得できるくらい理性がある」とわかってホッとしていました。
関連ブクマが多すぎてどこに何が書いてあったやら記憶が混乱しています。見た方はご一報を。
● バカなんだからもういじめるのはやめろ!という主張の説得力について。
自分的に大して興味のないネット揉め事を見るたび
「みんな!◯◯さんはバカなんだからもういじめるのはやめろ!」とか
体を張った空気読まないギャグをかましたい気持ちが体の奥からふつふつとこみ上げて来る。
今のところギリギリで抑えていられてるけどいつか爆発するかも。
そうだ!へぼ美は視力がマイナス2.0な上、体がメガネフレームとラーメン二郎でできてて椅子と棒でバナナを取る実験をさせたら棒を持って椅子の周りをぐるぐる回る暴挙に出るくらい頭が弱いんだぞ!酷いことはやめろ!
こういう説得力のある擁護論を展開されたらいじめるのをやめたくなると思います・・・。
(「“正論の暴力”って何だよ!」「被害者叩きやめれ!!」と熱くなって燃え盛っていたソウルがみるみるうちに鎮火するのを覚えた。わたしは感じの悪い皮肉と逃げ道ふさぐ系のツッコミしかできないので、感じのいいKYで水をぶっかけられる脱力系キャラが羨ましいんだぜ)
それはさておき、「ばかだからいじめるのをやめろ!」という論法は正しい。真理を突いていると思う。
ネットにおける「弱者」とは、文章力のない人とか、考えや主張を言葉に変換することが苦手な人とか、ボキャブラリーや知識が貧困な人とか、感情的になりすぎて失言の多い人とか(*1)、よーするにあまり言語機能の性能がよくない人のことを言うのだと思うがどうか。
性別・年齢・社会的地位などは関係ない。有名人がそのキャラで閲覧者を増やしたとしても、舌禍事件起こして猛烈なバッシングに晒されて閉鎖という例は枚挙にいとまがないし、拳で語り合うことも不可能なので、空手五段とか、俺昔ヤンチャして臭い飯食ってましたなんてのは何の役にも立たない。ネットの武器(ツール)は「言葉」だけなのだから。
「非モテだから弱者です」と言ってる人だって、リアルではモテでも面白い文章を書けずくすぶってるブロガーに比べて、明快で芸達者な文章を書いてすごいアクセス数を稼いで人気になっていることがままあるし、そんなんでネットで弱者を名乗るんじゃねーよ「○○くんの小部屋」とかいうブログ名でミジンコ飼育日記とか書いてアクセス5hit/dayの弱小ブロガーをどんだけ無気力にさせてるか少しは考えろ!と思う。(*2)
ネットで明確なことは、「ことばを正確にわかりやすく人に伝えられるかどうか」くらいなものなので、それが出来る人が強そうに(賢そうに)見える。わたしはね。
まあ、はしごたんを「ネット強者」と表現したのは完全に皮肉だし、弱者だ強者だと勝手に分類すること自体意味がないというこちらの意見にわたしも賛成なので、どーでもいいことなのですが。
でもあえて「弱者」と「強者」に分類するとしたら、「ばかだから」、・・・というのは直截なので、「文章力に不自由」なのをもってして弱者と規定するのが正しいと思うんだよなあ。(*3)
「文章が不自由な人なんだからいじめるな!」
「じゃあ、チラシの裏にでも書いてろ公開すんなぼけ!!!!!」
・・・うーん。あっという間に話が終わってしまうから「弱者メソッド」は使えないけどな。
● はしごたんのセックスオフ会関連の騒ぎを見ていて、あまり関係ないんだけど、ガストン・ルルーの恐怖短編「ノトランプ」を思い出した。
美女オランプに村の若い男の全員が求婚。12人の立候補者にふざけて順位を付けていき、一位の男と結婚したオランプ。ところがその男はまもなく怪死を遂げる。悲しみに暮れつつも二位の男と結婚したが、その男も同じように死んでしまう。
美しい女を手に入れた幸福な男が次々と死んでいく恐怖。オランプは不運な寡婦なのか、はたまた、12人の男全員と結婚したいがために自ら夫を毒殺していく毒婦なのか?
という内容の話なんですけどね。女版「青ひげ」みたいだけど、ミステリなので結末は書きません。興味があれば「ガストン・ルルーの恐怖夜話」に掲載されてるのでご一読を。(*4)
自分も狐子さんをdisっておいて何だが、はしごたんとセックスすると行為の内容からちんちん身体的特徴まであまさず晒されてネタにされるし、野次馬には嘲笑され叩かれるし、男性ブロガーにとってはネット生命の危機ということは言えると思う。(*5)
次から次へと討ち死にする男性ブロガーを踏みしめて、「次は××さんともセックスしたいです」とニッコリ笑うはしごたんだけが無傷だというすごい状況ですよ。まさにfemme fatale(運命の女)。ジェレミー・アイアンズ主演、ルイ・マル監督の映画「ダメージ」をも彷彿させます。
blogランキング参加中言うだけいって謝れない人間化と思ってましたが・・・
ちゃんと謝るべきときには謝ることができるのですね。
あんまり好きではないけど、こういうところだけは見習いたいです。
↑のリルファさんて人、muffdivingさん、烏蛇さん、furukatsuさん、イカフライさん、2chヲチスレと、
あっちこっちに意味不明のコメントを残してウザい構ってちゃんですね。
関係各所は全員アク禁にした方が宜しいんじゃないかと。
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「相対化」の前にやることがあんじゃないかと思うんだけどさ。 http://d.hatena.ne.jp/inumash/20080204/p1 Masa... [続きを読む]
≫ 『「相対化」の前にやることがあんじゃないかと思うんだけどさ。』の補足 from 想像力はベッドルームと路上から
★ 電脳ポトラッチ: 揉め事は続くよどこまでも 別に脅迫行為そのものを肯定した記憶はねえんですが - NC-15 まず前提として、ブクマやTBで言及され... [続きを読む]