● 「ブラックサイト」、「クローバーフィールド」、「紀元前一万年」・・・最近観た映画がことごとくつまらなかったので感想書く気も起きない今日この頃ですこんばんは。
「紀元前1万年」に至っては途中寝てしまい、映画が終わってから連れに「寝てたよね?」と指摘され、「いや、そっちだって目つぶってたじゃん」「何で知ってるんだよ」「そっちこそ何で知ってるの? もっと映画に集中しなよ」「おま、そっちこそ(以下略」・・・という実にくだらない争いを繰り広げる原因となった始末で、つまりローランド・エメリッヒはいつもながら巨額の制作費をドブに捨てるような映画を作ることにかけては天才的ですね! もうここまで来ればわざとやってるとしか思えない。
とは言えブログのネタにでもしないことには金と時間がもったいなさすぎるので、しかたなくむりやり感想書いておくことにします。まあ、これからDVDで観る人の参考にでもなれば。
● ブラックサイト (★★☆☆☆)
サイバーテロという以外はよくあるパターンのプロットだった。サイトに大勢の人間がアクセスしたら人が死ぬような仕掛けを作って、人殺しを楽しむサイコ男の話。
例えば、血液を凝固させない薬剤を点滴されている人質をカメラで映してネットでリアルタイム中継。そのサイトのアクセス数が増えると点滴の落ち方が早くなるようなプログラムをつくり、点滴とアクセスカウンタを連動させる、等々。
一応犯人はただのサイコじゃなくて、それなりに理由があって犯行に及んでいるのだが、それもまたつまんない理由なんだよなあ。 (ネタバレにつき反転→父親の自殺の瞬間をヘリで空撮され、その動画がインターネットに流出して娯楽に供された)
他人の「死」を、手軽にインターネットで楽しんでしまう現状に警鐘を鳴らすことがテーマなのだろうけど、FBIのボスがTVの記者会見で深刻ぶって、「サイトにアクセスしたら本当に人が死にます。いいですか、絶対アクセスしないで下さいね☆」とか宣伝してたらみんなアクセスしちゃうよな常識で考えて。2chの釣りよりひどい。とはいえ、ネットの特性を理解していない人間が警察や官僚のトップにいたら、こういうことが現実に起こりそうだから怖い。
そればかりか犯人のハッキング技術にまったく手も足も出ない、このFBIのダメっぷりは「デスノート」を彷彿とさせる。アメリカ人はデスノにおけるFBIの無能さに「日本人はFBIをなめすぎ!」と怒っていたが(by北米のアニメサイト)、あんたらのお国で作った映画でもFBI役に立ってないじゃん!
余談ながら、わたしも巷に流れる首切り動画などを好奇心で見たことがある。ところがその夜に自分が首を切られる夢を見てしまい、しかも起きてからも首に生々しく刃が引かれたときの摩擦の感触や熱さ(摩擦熱)までが残っていた、というおまけつきだったので、そういうものを見るのはやめました。
夢の中で「生挽肉ゼリー」とかいうけったいな料理を食べたら、起きてからも胃が痛くて吐き気を催したり、口の中に生臭い味が残っていたり、という経験もあるくらい夢と密接に連動してしまう五感を所有している人間なので、これはシャレにならないと思ったわ。マジで。
えーとそれから。この映画でいちばん辛くて見ていられなかったのは冒頭の猫が殺されるシーンで、あとのおっさんやおばさんが犠牲者になるところはけっこうどうでもよかったです。(おい)
● クローバーフィールド/HAKAISHA (★☆☆☆☆)
(手法的に)ブレアウィッチプロジェクトのパクリながら、あの佳作に比べて怖くも面白くもなんともなかった。
なんか若者が集まってホームパーティーやってて、ハンディカムでその映像を撮ってる時に、いきなり得体の知れない怪物が襲ってきて、ビルは倒壊するわ自由の女神の首はもげるわ、軍隊はロケットランチャーで迎撃してるわ、という阿鼻叫喚の地獄絵図の中を逃げ惑いながらも素人の若者がビデオカメラを決して手放さず、見たモノをそのまま記録し続けました、というドキュメンタリー風映画。素人の残した映像(のつもり)ということで手ブレが酷いんだよね。肝心の怪物をちゃんと映してないし。
ブレアウィッチが怖かったのは、最初から最後まで「怪奇現象」に実体がなかったからであり、実体がある怪物を「素人の撮影のせいでうまく撮れませんでした」というのとは違う。そのチラ見えする怪物も、昆虫と節足動物の巨大化したような、昔の特撮臭プンプンのアレですよ。全部放射能汚染で説明づけられちゃってた時代の陳腐なモンスター。(放射能を浴びると何でも巨大化することになってんだよね古い映画は)
あんなもんいくらはっきり映さなくたって怖くも何ともないわ。虫嫌いだからキモいけど。
つまり怪物の露出を極力抑えてあるのは未知への恐怖を盛り上げる演出効果などではなく、特撮時代のように、「はっきり映したらハリボテだとわかるほどお粗末だから」そうしているようにしか見えない。せっかくのCGなのに。特撮の時代にやってろよ今作って何の意味があるんだよ、としか思えなかったです。似たようなパニック物でもキング原作の「ミスト」の方が心理描写があるだけずっとマシ。
あと個人的に気になったのは、逃げるときにショッピングモールとか通るんだけど、こいつら4人、誰も武器・食料・水・防寒着などを手に入れようとしないんだよね。パーティー会場からの着の身着のままだから、女性は肩の出た薄っぺらいドレス着てるしハイヒールだしで、そのまんま靴持って裸足で逃げてんだよ。スニーカーくらい調達しろよ。そのくせカメラだけは絶対手放さない本末転倒。
ドラクエの主人公ですらひのきのぼうと薬草なしでは外をうろつかないのにこいつらときたら・・・。そういうところに危機感を感じられませんでした。
● 紀元前1万年 (☆☆☆☆☆)
「これは歴史の授業やドキュメンタリーじゃありません。娯楽映画です」と監督が豪語したそうだが、そんな言い訳するくらいなら時代も国も未知のファンタジーにしたらいいじゃん。「地球の紀元前1万年」というからには、そういう「太古の空気」を期待するじゃんこっちも。ローランド・エメリッヒにそんなものを期待する方が間違ってたんですねごめんなさい。
というわけでこの映画のどこが紀元前1万年なのかさっぱり。レゲエの兄ちゃんみたいな人たちが、「そんな軽そうなヤリでマンモスは倒せないだろ常識で考えて」というくらいにおもちゃくさい(たぶん木製か骨製)ヤリを持って、なぜかマンモスや敵の親玉を一撃で倒してしまう映画。
もうね、石器時代の原始人の生活という雰囲気が全くないのがひどい。敵の部族は普通に鉄の武器持ってるし堂々と馬にまたがって戦ってるしな。
馬に乗る習慣は紀元前7世紀頃、スキタイ人がはじめたと言われている。だだっ広い土地を移動する必要性のある遊牧民の間でないと発達しないんだよね。鐙の発明はそれよりもっと後だったよなーと思って調べたら、紀元前3世紀頃のペルシャのものが最古の例で、中国・朝鮮・日本で使われはじめたのは4〜5世紀の頃。欧州では7世紀頃だそうな。それまでは両足で馬の胴体を締めつけて乗るしかなかったわけです。
そういう歴史公証まったく無視して、鐙つき(よく見えなかったけど、騎乗姿勢が安定してるから間違いなく付いてる)の馬にまたがって戦う石器時代の古代人って・・・。
マヤ人(南米の先住民族)は、16世紀、スペイン人が馬に乗ってやってきたのを見たとき、「上半身が人間で下半身が動物の化け物だ」と思ったそうだ。騎馬の習慣のない民族にはあれが「一体型の生き物」に見えるらしいんだよね。しかしこの映画の原始人と来たら、敵の部族が見たこともない動物(馬)に乗って村を襲ったのに、そんなカルチャーショックすらない。
主人公の男(スティーブン・ストレイト)は野性味もカリスマも感じられなくて、都会のWASPが何かの間違いで背広を脱がされてホームレスのカッコさせられてむりやり原始人のまねごとをさせられてます、といった雰囲気。
モデル出身のイケメンを起用したのは、そういう都会派美青年が裸同然の原始的な格好で出てくると女性の集客が見込めるから、という理由なんですかね。でもこの人の体型って何となく締まりがないんだよな。日々狩猟採集に明け暮れる実践的な筋肉を付けた役者を持ってこいとまでは言わないけど、せめてウェイトコントロールして筋肉締めてから出演すればいいのに。 (←筋肉にうるさい女)
顔中ヒゲだらけで胸毛も腹毛もボーボーのサルっぽい原始人を主人公に持ってきてウホウホ言わしてるだけだとビジュアル的に客を呼べない、という事情はわかるにしても、この「原始人としては」実にやる気なさげでこぎれいな主人公のせいで、書き割りの原始時代がさらにウソ臭くなったことは否めない。
まあ見所はマンモスの大移動くらいか。つーか、「マンモスをCGで描くのがこんなに大変でした」って話しか聞かないから、もうホントに脚本も役者もどうでもよかったんだろうね。マンモスを出すために「紀元前1万年」。あとは岩穴や掘っ立て小屋だけじゃ映像的に見栄えがしないから時代を無視してピラミッド。
かといって謎の超古代文明とか、エーリッヒ・フォン・デニケンをやろうとしたにしては中途半端だし、ピラミッドもとってつけたみたいに無意味。
旧石器時代にあれほどの巨大建造物を建設できるだけの突出した文明が成立した背景が描かれるわけでもなく、太古の昔からめんめんと続く人類の文明と進化に思いを馳せるだけの世界観のふくらみもなく、他に見所は何もありませんもので。
あーそうだ。何かを思い出すと思ったらターザン映画だ。白人のターザンが「あ〜ああ〜♪」とか叫んでアフリカの密林で原始的な生活をしてるアレ。あの系統に連なる映画だと思って観れば間違いはないです。要するに原始人・古代人の映画ではなく、原始的な生活をしてるだけの現代人の映画ってこと。
途中ちょっと寝てたから色々見逃してるはずなんだけど、それでもストーリーを追う支障にはならない。最初と最後だけ見ていれば話はバッチリわかるので、眠くなったら無理せず寝ましょう。
blogランキング参加中ふと先週の興行ランキング見てみたけど、地雷が多すぎで笑えた→http://movie.goo.ne.jp/ranking/boxoffice/20080513.html
前からわたしが言っている「カップルで、映画館で映画を見ると別れる」ってジンクスがますます説得力を増してると思うわ。
>紀元前1万年 (☆☆☆☆☆)
・・・・・・五つ星?
ローランド・エメリッヒのを、劇場公開で見ちゃう時点で失敗だろ(笑)
●うるちゃん
>「カップルで、映画館で映画を見ると別れる」
何を根拠にしたジンクスだよ。自分の経験の積み重ねによるものか? いやいや、それは映画のせいじゃないぞうるちゃん。責任転嫁の前にもっとよく考えるんだ!
>ふと先週の興行ランキング見てみたけど、地雷が多すぎで笑えた
このランキングの中で「ミスト」は観たよ。あとはタイトルだけでお腹いっぱいになる映画ばっかだな。インディ・ジョーンズの新作公開までは特に観たいのがない。
おじいちゃんになってもアクション映画でがんばるハリソンがやっぱり好きだぜ。
ローランド・エメリッヒは、連れが大画面で観たいと言い張ったので仕方なく・・・。そんでふたりとも居眠りこいて、終わったら文句言いまくりですよ。
まーある意味期待を裏切らないよね。毎回壮大なバカ映画を作ってくれるという意味では。
ただインディペンデンス・デイに比べたらバカ度が中途半端だった。どうせ時代考証無視の娯楽映画なら、「大きな石のお金(背丈くらいもある)を引きずって古代のスーパーで買い物する原始人」とか、「マンモス肉を使ったファストフード店でデートする原始人」とか、「クリスマスプレゼントにサーベルタイガーの牙を贈る原始人」とかのレベルまで到達してこそだよ。「OHジョージ、クリスマスって、今は紀元前なのよバカね」「えっまだ生まれてないの?足にクギ刺さった人」
ただつまらないだけって映画がいちばん腹立つ。「お前頭おかしいだろ」とツッコみたくなるような脚本と演出が欲しいよね。(←すでに目的が変わっている)
原始人の絡む映画は、どうも外れが多いですね。
でも、ハズレも極めれば伝説!
リンゴ・スターの「おかしなおかしな原始人」とか
(もともと台詞のない映画を、故・広川太一郎さんが2時間台詞をアテてしまった伝説)
邦画の黒歴史の代名詞にまでなった感のある、伝説のダメ映画「北京原人」に、もしかしたら並ぶかもしれません。
そう考えれば、少しは慰めに…は、なりませんかねえw
ナツさんこんばんは。
>首に生々しく刃が引かれたときの摩擦の感触や熱さ(摩擦熱)までが残っていた
>夢の中で「生挽肉ゼリー」とかいうけったいな料理を食べたら、起きてからも
>胃が痛くて吐き気を催したり、口の中に生臭い味が残っていたり
山岸涼子のマンガに“イメージで血を止める能力を持った娘”が出てくる話しがありましたよね確か。
何でしたっけ、女ファラオのやつ。あれ思い出しました(笑)
ところで、私も友達と『クローバーフィールド』見て来ました。
私は手ブレでブレブレの画面に思いっきり酔った以外は割と不満もなく楽しめたんですけども、友達のほうがナツさん同様「つまんねー!!」とプンスカしておりました(笑)
で、私としては“おもしれー派”と“つまんねー派”双方の意見を出し合ってあーでもないこーでもないってやりたかったんですけども、つまんねー派の友達は何がそんなにつまんねーのか言葉にして説明するのもめんどくさかったらしく、「何かもう全部ダメ」と。終了(笑)
結局つまんねー派の言い分が分からずじまいだったところにナツさんの感想を読んで、なるほどなーと納得した次第です。
ここで頼まれてもないのにおもしれー派の言い分を申しますと、この映画は日本の怪獣映画のお約束である“破壊される街並みや象徴的な建物(シンボリック・アタック)”こそをメインにし、それを徹底的に市井の人々目線で撮った映画なわけです。怪獣がハッキリ映らないのはその目線に拘ったからで、絵的には十分リアリティがあったと思います。
結果的にそれが9.11テロの光景を再現したかのようになっていたのが印象的でした。製作者側にその意図は無かったようですが。
ぶっちゃけこの映画、怪獣らしきものは出てくるけどもそれ自体はどうでもいいんだと思います。何でもいいからとにかく街が破壊されて人々が大混乱に陥るサマを撮れればいいと。
怪獣である必要性は無いのにそれでも怪獣を出してきたのは、日本の怪獣映画へのリスペクトが込められているんだと思います。
日本の怪獣映画が好きな人なら誰もが一度は「実際街に何だかわけの分からない巨大生物が現れて大暴れしたらどんな景色になるんだろう?」という疑問を抱くと思うんですけども、この映画はそんな単純明快な疑問を単純明快に、かつリアリティと臨場感たっぷりに映像化したものであり、そこにいわゆる映画的な物語は無いんですよね。
それがナツさんや私の友達のような、“物語性のある映画”を求めていた人にとっては退屈極まりないものに映ってしまった所以かもしれません。たぶん。
あれは映画ではなく、ドキュメンタリーですらない。単なる記録映像の真似ごとだと。
赤の他人のガキをダラ撮りしたビデオ延々見せられてるような感じでしょうか。そりゃつまんねえわ(笑)
話は変わりますが、エメリッヒといえばハリウッド版『GODZILLA』を忘れちゃダメですよー(笑)
あ、言っときますけどあれはゴジラじゃないですからね!あれは全くの別物です!ゴジラじゃなくてガズィラです!!
このクソ監督に比べたらよっぽど面白い怪獣映画撮ったと思いますよエイブラムスは!
つーかナツさん、『紀元前1万年』見に行ったんですね!
ゲラゲラwwwww
●ぽんきちさん
>原始人の絡む映画は、どうも外れが多いですね。
それはやっぱり「絵にならないから」じゃないでしょうか。だからといって、時代考証無視してむりやり絵になるようなエピソードや文明を盛り込むと「原始時代」ではなくなってしまう。どちらにしても失敗するのが目に見えてるんですよね。
筒井康隆の「原始人」という短編小説では、この時代は恋愛とか結婚とかがなくてレイプがデフォだったと。男は女を見つけたら頭を殴って気絶させて住居(洞窟)に連れ込みレイプする。男女関係が狩猟の延長として描かれているんです。「当時はこれが普通だった」とナレーション入れても、そんな殺伐とした映画は作れませんわね。
でも原始人のメンタリティの描写にかけては、筒井康隆はさすがだと思いました。この小説を忠実に映画化できれば、原始人映画として初の成功作になるかも。
ご紹介の「北京原人」という映画をググってみたら、丹波哲郎が主役格で出てる時点で地雷映画だとわかりました。
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/18279106.html
わたしがローランド・エメリッヒに求めていた笑いはこれなんですよ! どうせ失敗作を作るならこのくらいぶっ飛んで欲しかった。そうすれば居眠りしないで最後までちゃんと観たのに・・・。
●ジャッキー・イエローさん
>山岸涼子のマンガに“イメージで血を止める能力を持った娘”が出てくる話しがありましたよね確か。
「ハトシェプスト」ですね。あそこまでのイメージ力はありませんが、「これは腐っているのではないか」と思いながら食べ物を食べるだけでお腹をこわせる程度には思い込み激しいです。(同じものを食べた他の人は何ともない)自分の体にダメージを与えるだけの、全然役に立たないイメージ力です(泣
>クローバーフィールド
>「実際街に何だかわけの分からない巨大生物が現れて大暴れしたらどんな景色になるんだろう?」
>この映画はそんな単純明快な疑問を単純明快に、リアリティと臨場感たっぷりに映像化したものであり、そこにいわゆる映画的な物語は無い
その意味でもわたし的に面白みはなかったなあ。日本では20年も前に「アキラ」が映像化されてるので、今さら感ありまくりというか。「大都市が破壊されたらどうなるんだろう?」という疑問に答えさせたら、大友克洋の右に出るものはいないんじゃないかと思ってます。
・・・というのは日本人だから思うことであって、アメリカ人としては、アメリカの大都市が崩壊するからこそ意味があるんでしょうね。日本の怪獣が暴れるのもいっつも東京だし(笑)
>つーかナツさん、『紀元前1万年』見に行ったんですね!
>ゲラゲラwwwww
なんですかその笑いは!わ、わたしだってDVDでいいじゃんって言ったのに連れが「大画面でマンモス観たい」とか意味不明なことを言ったから!!
それでネタになるくらい笑えればわたしもある意味満足だったけど、ホント金返せですよ。映像的な迫力も、恐竜に比べてマンモスじゃインパクト弱すぎだった。
寝入りを蚊に襲われ、見つけるまで眠れないぃ。横になると耳狙ってきやがる。
>ただつまらないだけって映画がいちばん腹立つ。「お前頭おかしいだろ」とツッコみたくなるような
>脚本と演出が欲しいよね。(←すでに目的が変わっている)
えーと「許せる映画」と「許せる異性」の傾向って、似てるよね?・・・よっ!ダメ男好き♪
>インディ・ジョーンズの新作公開までは特に観たいのがない。
ハリソン、こんなことしてるよ。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2394404/2955273
>「北京原人」
内容も収益もさんざんだったのに、制作責任者はいまや東映の社長。ビバ世襲制〜。
こんな映画でも、広川太一郎氏が吹き替えあてたら笑わせてくれただろうと思いますわ。
なつさん、はじめましてmichirouと言うものです。
’「人はパンのみに」・・・「生きるにあらず」だっけ?「生くるにあらず」だっけ?’
とググって見たところ、「非モテ」に関するエントリーがヒット(心にも)し、過去のエントリーと併せて拝見させていただきました。
「非モテ」、「戦争論」あたりのエントリー(特にコメントとのやり取り)を読んで思ったのですが、なつさんはとても真面目で忍耐強い方なんですね。
論理的で鋭い分析はもちろんなのですが、その精神的なタフさを見習いたいと思いました。
「非モテ」、「戦争論」については色々と思うところもあるのですが、それについてはまた新たなエントリーを待つという事で、今日はご挨拶まで。
ところで「ブラックサイト」はまだしも「紀元前一万年」と「クローバーフィールド/HAKAISHA」(こっちはサブタイトルですが)はタイトルの時点でいっちゃってますね。
「北京原人」と共に邦画の極北ともいえるのが「REX 恐竜物語」なのを考えると、「名は体を表す」と言う言葉の的確さに感じ入る次第です。
●うるちゃん
>えーと「許せる映画」と「許せる異性」の傾向って、似てるよね?・・・よっ!ダメ男好き♪
まあ「許せるダメさ」と「許せないダメさ」ってのはあるよね。ダメでも人を楽しませて明るい気持ちにしてくれるなら好きだけど、自分のダメさを他人のせいにしてグダグダになってるだけのダメさは見ていてウンザリだわ。映画でも人でも。
>自ら胸毛をワックスではぎ取り、伐採される森林の「痛み」をアピールしている。
ハリソン、環境保護もいいけどやり方考えようよ・・・。ケンタッキーに「鶏を人道的に扱え」と要求したポール・マッカートニーみたいになってるぞ。
●michirouさん
はじめまして。
>論理的で鋭い分析はもちろんなのですが、その精神的なタフさを見習いたいと思いました。
それ気のせい(笑)わたしは感情的かつ非論理的ですよ。よく読めばわかります。
「おかしい、変だ」と思ったらどこがおかしいのかじっくり追求してみないと気が済まないタチで、「違和感」を他人に伝えるためには一応きちんとした理屈が必要だから試行錯誤している面はありますけど。論理的思考自体は実際は苦手。
>なつさんはとても真面目で忍耐強い方なんですね。
「話せばわかるかもしれない」可能性があるうちは対話してみよう、と考えちゃう方なんです。最初から話が通じないと決め付けて無視することで、その可能性を潰すのももったいないな、とかね。明らかに悪意を持った人や荒らしは論外ですけど。
でも、いったん「ああ、この人は何言っても無駄だ。話通じないわ」と思ったらそこで何もかも終わり。
だからリアルでも、一度絶交した相手とは二度と関係修復きかないんですよ。そうなるまでには理解や修復のために何度でも対話をこころみるけど、こりゃダメだとなったら完全に諦める。そのあとになって、相手が何か妥協してきてもすべて遮断してさようなら。二度と心は開かずコミュニケーションもしない。
・・・こういう性格なんですが、これ「忍耐強い」って言えるのかなあ(笑)
返信(っていうのでしょうか?)ありがとうございます。
>「おかしい、変だ」と思ったらどこがおかしいのかじっくり追求してみないと気が済まないタチで、
「だから女は・・」って言われて反感を持った(ちょっと違いますかね)のがきっかけ、と言ったニュアンスの表現をされてたエントリーもありましたね。
きっかけは若干違うものの、自分も同じタイプです。
本来は直感的、感覚的なタイプなのですが、世の中はそれでは許してもらえない事(人)が多いので、色々と理由を掘り下げる様になりました。
(その癖、そう言った「許さない人々」は願望や先入観で断定し、さらに自分がそう言う人間であることを認めない、と言う理不尽を感じるのですが)
ブログのタイトルやエントリーで思ったのですが、ナツさんは文化人類学を専攻されたんですか?
私は社会学(社会心理学)を専攻していましたが、「なんで人間ってこういう時にこう言う反応をするんだろう?こんな感情を持つんだろう?」と言う、自分と他人に対する疑問を解きたかったのがその理由でした。
ナツさんのエントリーに共感を持つのも、似た様な知識を共有しているから、と言うのがあるのかな。
>でも、いったん「ああ、この人は何言っても無駄だ。話通じないわ」と思ったらそこで何もかも終わり。
だからリアルでも、一度絶交した相手とは二度と関係修復きかないんですよ。
友人(女の子)を思い出しました。
学生時代から私の長電話に付き合ってくれる子だったので、就職してからもしょっちゅう夜中に酔っ払って電話をしていました。
最初の頃は「あんまり夜中にはやめてね」と、やんわりと注意されていたのですが、お馬鹿な私は全く懲りることなく、1年後ぐらいにバッサリと切られてしまいました。
共通の仲が良かった友人がいてバーをやっているのですが、たまに上京する際には彼のところには顔を出すけど、私には連絡なしです。。。
当然、謝りたい気持ちはあれど、恨むとか文句を言いたいとかはまったくありません。
ええ、優しくてイイ子でした。
と、言うことでナツさんも忍耐強く、優しい人に間違いありません!
私なんか見当はずれのコメント(悪意も無く、むしろ好意でも)に返信するのが億劫で、mixiをやらなくなった、薄情ものですから。。。
あぁ、なんだか長々としたコメントで申し訳ありません。
ついつい色々と書きたくなるので。。。
今はブログなどをしていないのですが、今後はトラックバックをする様にします。
それでは。
●michirouさん
>ナツさんは文化人類学を専攻されたんですか?
専攻は違いますけどそれ系の講義は取っていました。社会心理学や児童心理学も少し学んでます。おおむね何でも広く浅くなんです。人との関わり方はまったく逆(少数の友人と親密になる)なのに、趣味方面はあっちこっちかじってはすぐ飽きるのでオタクとしても中途半端だしつぶしはきかないし(以下愚痴)。
michirouさんは社会心理学専攻ですか。ならポトラッチみたいな興味深い土俗的風習を、他にもたくさんご存知なんでしょうね。カーゴ・カルトとか。ああいう話わたし大好き。
>お馬鹿な私は全く懲りることなく、1年後ぐらいにバッサリと切られてしまいました。
>当然、謝りたい気持ちはあれど、恨むとか文句を言いたいとかはまったくありません。
同じような失敗談を男性から聞かされたことがあります。「どこが相手の限界か」を察知するのが苦手だと。同性に対してはわりと勘が働くのに、異性に対しては嫌がられてることや本気で怒っていることがわからない、わかりにくい、とその人は言っていました。そういう自覚がある以上、同じ失敗は繰り返さないように気をつけていると。
わたしもそういうカンが鋭いわけじゃないので人のことは言えないんですけど。こっちが逆に切られたこともあるし。それは女性の友人からでしたが(笑) こう考えると、臨界点がわかりにくいのは女性ってことなのかなあ。「許してくれそうに思えるのでつい甘えてしまう」というか。
でも、そういう忍耐強い人からいざ切られたら、逆恨みすることなく自分の戒めにするのは基本ですよね。だってそこまで我慢してくれていた人の忍耐の限界まで引っ張ったこっちが悪いもん。
そこで「だから女は感情的で・・・」と自己正当化をはじめようとする人を見ると、ふさけんなとどつきたくなります。責任転嫁の人生って一見楽そうだけど、失敗の原因を突きつめないから最後にはまわりに人が誰もいなくなって、楽どころか死ぬほど生きづらい人生が待ってるだけなんだけどな。
>と、言うことでナツさんも忍耐強く、優しい人に間違いありません!
これは勘違いです。わたしなら「やんわり」ではなくもっと早い時期に、「いーかげんにしろ非常識な酔っぱらいが!」とキレてます。一年も耐えるなんてその人すごすぎ!
>ポトラッチみたいな興味深い土俗的風習を、他にもたくさんご存知なんでしょうね。
残念ながら熱心な学生ではなかったので、あまり覚えていないのですよ。
色々な話を聞いて「世界は広いなぁ」とか逆に「似たような事を考えるんだなぁ」とか思ってただけなのです。
講義の話では無いのですが、ちょっと変わった風習で、中島敦(「山月記」が有名ですね)の南洋諸島の話(パラオだったかな?)を思い出しました。
浮気相手と奥さんで旦那の取り合いが起こり、喧嘩で勝った方に所有権が移る、と言う恐ろしい!話です。
実際にあった風習かは微妙ですが、彼は3年ほど現地に住んでいたこともあるので、言い伝えなどを元に書いたと思われます。
ちくま文庫で復刊した日本文学全集(全30巻)には収録されていると思うので、興味があれば。
余談ですが、中島敦の話(と生き方)は、非モテの人にこそ、読んでもらいたいと思いました。(我が西遊記とか)
>こう考えると、臨界点がわかりにくいのは女性ってことなのかなあ。
これは以外ですね。
男性より女性が(全般的に)優れている能力のひとつが「コミュニケーション(相互理解)能力に長けていること」だと感じていたので。
>一年も耐えるなんてその人すごすぎ!
まあ、私の人徳・・・・
な分けも無く、以前、彼女が付き合っていたのが私の友人で、多少未練があったらしく、その情報収集と言う主目的があったからでは?
と思っています(笑)
●michirouさん
>浮気相手と奥さんで旦那の取り合いが起こり、喧嘩で勝った方に所有権が移る、と言う恐ろしい!話です。
すげー。これはおもしろい。村長か巫女(宗教的指導者)の前で正式に闘って判定を下される、という決まりでもあったんでしょうか。旦那の意志は無視して強い女が賞品(男)をゲットするわけで、雄が雌をめぐって闘うパターンは自然界に多々あれど、逆はまず聞いたことがないです。(巧まずして似たような状況になることは現代日本にもありますが(笑))
で、案の定、南洋諸島なんですね。あのあたりは女性上位社会なんですよね。有名なキンゼー報告にも書いてありますが、性行為も女性のオーカズム優先。男性はいかなくても女性が満足すればそこで終わりなんだそうです。
闘わなくても命をかけて狩りをしなくても、食べ物が手に入る南の島では「男性性」が尊ばれないので、当然、男もエバれないってことなんでしょうね。環境が厳しい地域ほど(アラブとか)男性の地位は高く、女性は抑圧されている。
>これは以外ですね。
>男性より女性が(全般的に)優れている能力のひとつが「コミュニケーション(相互理解)能力に長けていること」だと感じていたので。
いえ、どちらかというとその通りだと思いますよ。
「男性より女性の感情は読みにくい。本気で嫌がってることや、これ以上言ったら関係が終わりだという臨界点がわからない」
とぼやく男性はけっこう多いんです。まあそれは基本的に女性の友達をいっぱい作って、普段からコミュニケーションを取り慣れるしかないわけですけど、わたしも女ながら「異性より同性の方が限界がわかりにくいことが多い」と思うんですよね。
本気で怒ってるのにその場ではニコニコしてて許してくれそうに見えて、後で容赦なく切り捨てる人は女性に多いかもしれないなあ、と。
でもそれは、感情を相手に伝えるのが下手なわけではなく、相手に気づかれないように表情や声音に出さないように進化してしまっただけ。男性社会で身を処すために何百年、何千年単位で培われた「弱い者の本能」だと思うんだけど。
些末な例では、コミュニケーションを円滑にするために、男性からのセクハラを受け流していて、耐えきれなくなってハッキリ女性が拒否したら、「今までは嫌がってなかったじゃないか」というパターンがありがちだったりしますね。
会社帰りに一人で「ミスト」を観ました。(キング"原作"とあるので映画をご覧になったと思うんですが…大丈夫ですよね?)
個人的には、観た事を後悔するくらい始終胸糞が悪くて(褒め言葉)、大変満足しました。
あのキングさんが原作だから…と、何となくラストは覚悟していたんですが、それよりも不愉快な展開になっていて(褒めています)、とても良かったです。
実は巨大昆虫が出現した時に、ほんの少しだけ萎えてしまったのですが(恐怖<虫キモ!!になってしまうので)、シンプルな内容なのに途中全く飽くことがなく、これでもかというくらい救いのないお話に、ゲンナリした気分で帰途につくことができました。
途中で古本屋に寄り、原作を見つけたので嬉々として買い求めましたが、その他にも大量の本を一緒に抱えて行ったため手持ちのお金が足りず、レジで大恥をかいてしまいました。
ブラック・サイト、あらすじだけ聞くと面白そうですね。そういう悪趣味な話、大好きです。
FBIのズッコケた発表は、本当に日本でもありそうですよね。恐らく、ネット某所で「踏むなよ踏むなよ」とリンクコピペの大祭りになりそうです。
そして、ダチョウ倶楽部の「押すなよ押すなよ」のギャグを圧し、ネット上で一時的な流行語に…
●簾さん
「ミスト」観ましたが、前評判で期待しすぎたせいかちょっとガッカリしました(「ラスト15分、衝撃の・・・」とかいう煽りで)。それでも最近観た映画の中ではいちばん面白かったことは確かですけど。
あのスーパーが合衆国の縮図だとすると、狂信者のオバサンとそれに群がる田舎者はブッシュとファンダメンタリストの関係みたいで、嫌ですねー(笑) そういう解釈をしているブログがあって、わたしも「ブッシュを彷彿とさせるなあ」と思いながら観ていたので、非常に腑に落ちました。出てくるモンスターは「クローバーフィールド」と大差ないので萎え萎えだし、黒人のおじさんの末路も「エイリアン?」って感じで既視感ありまくりなんですけども、焦点はスーパーの中で対立していく人間たちの心理描写の方にあったので、その点がさすがキング原作で面白かったです。
欲を言えばもっとこれでもか!ってくらい、原初的な恐怖心から狂信状態に陥っていく人間たちのカルト的不気味さを描写して、緊張状態が続けばよかった。「蠅の王」という映画と比べると中途半端な気がしました。(以前レビューを書いたのでそちらを参照)
ラストはアメリカの大作映画にあるまじき救いのなさで・・・。ハッピーエンドじゃないと観客が映画会社を訴えることもあるという国ですが、よくあんな「山岸凉子的」な脚本が通ったなと意外に思いました。
この原作読んでるはずなんですがほとんど覚えてなくて、新鮮な気持ちで楽しめましたけど。
「ブラックサイト」は、DVDで十分だと思いますよ(笑)サイコ物が好きならそれなりに楽しめるんじゃないかと。
この間、ミストの原作を読み終わりました。
何箇所か、映画の方が登場人物の行動の整合性が取れていて、出来が良いな、という印象を受けました。あと、結末が真逆だったことにびっくり。原作だと、一縷の望みに希望をかけて終わるんですよ。一応、映画の結末を示唆するような描写があり、キングの原作ありきだというのは確かだと思いますが、映画はかなり頑張った方だと思います。
ただ、映画は映像の派手さが命なので、原作よりもかなりモンスターパニック的な展開に力を入れていて、そのわりにバケモノはひょうきんな顔の昆虫だし(昆虫はもっとクールでキモイはずだ!)、人によってはマイナス評価に傾く原因になったのかもしれません。
私はあのオチが「お前ら、主人公が正義だと思ったろ?」と言っているようで、すっごい意地悪を受けたみたいで、楽しかったです。
>「ミスト」観ましたが、前評判で期待しすぎたせいかちょっとガッカリしました
>(「ラスト15分、衝撃の・・・」とかいう煽りで)。それでも最近観た映画の中ではいちばん面白かったことは確かですけど。
私の場合、上記の煽りとか全く知らずに、原作がキングだという前知識しかない状態で見に行ったので、多分ナツさんより三割増しくらい高評価なんだと思います。
配給会社も「衝撃のラスト」「オチをばらさないで」系の宣伝文句は、もう通用しないと思った方がいいんじゃないのかなぁ。劇場に足を運んでもらうかどうかは一発勝負なので、とりあえず客の興味を引けばいい、という考えもわからなくはないですが、ああいうのは口コミでほんのり広まる程度が、お行儀が良いですよね。
>あのスーパーが合衆国の縮図だとすると、狂信者のオバサンとそれに群がる田舎者はブッシュとファンダメンタリストの関係みたいで、嫌ですねー(笑)
あー、なるほど。私はもっと単純に「この展開、さすがキリスト教国アメリカだなぁ。日本の場合はもっと違った形でパニックになるだろう」と思いました。
「結局、銃を持っている方が勝ちました」というのが皮肉で、私好みです。
映画と原作両方を味わってすごく印象深かったのが、鑑賞後に見た夢の内容です。
私は結構単純に、創作物の影響が夢に出るのですが、映画鑑賞後は昆虫が出てくる気持ち悪い夢、原作を読み終わった後は空いっぱいに広がる竜巻と、部屋中を覆う深い霧の夢を見ました。
やっぱり、霧の閉塞感や冷たく湿った感じなど、底冷えするような恐怖の描写は原作に軍配が上がるようです。
●簾さん
「ミスト」のあのラスト変更は、監督がおうかがいを立てた時、「思いついていれば原作でもこうしたのに」とキング御大が悔しがったという話ですから、原作の意図を外さずにさらに残酷にしたという点で秀逸ですよね。作品を壊すどころか完成度を高めるような監督・脚本家に映像化してもらえることは幸運であり、まれなことです。映画化・アニメ化の結果なんて大概は逆ばかりですし。
>霧の閉塞感や冷たく湿った感じなど、底冷えするような恐怖の描写は原作に軍配が上がるようです。
というよりは、想像力に軍配が上がるってことじゃないかな。想像力に追いつけるほどのヴィジュアルなんて滅多にありませんから。小説「リング」が口コミで話題になっていた頃、もちろん映像化の話なんかその時はまったくなかったんですが、読んでみてゾッとしましたね。場面場面がヴィジュアルとしてしっかり再現されるような、映像的な小説だったもので。
ところがいざ映画になってみたらやっぱりあの程度。脳内映画(笑)の怖ろしさに比べればあんなもの・・・って、それを現実に映像として表現できないなら何もならないんですが、自分1人が観客である「想像力の脳内映画」に勝る恐怖はないと思ってます。怪奇小説でゾッとすることはできても、それを原作にしたホラー映画は鼻で笑って観てしまうのは、これもう宿命ではないかと。おおむねどんな作品でも。
もちろん想像力を刺激する名文あっての物種ですけどね。
>霧の閉塞感や冷たく湿った感じなど、底冷えするような恐怖の描写は原作に軍配が上がるようです。
>というよりは、想像力に軍配が上がるってことじゃないかな。
あー、そっか。確かにそうかもしれません。特に私は怖がりなんで、頼みもしないのに色々な妄想が頭の中を駆け巡ります。
リングの原作は怖かったですねー。夜中に一人で読み始めたら、あまりの怖さに眠れなくなり、そのまま夜明けまで読み続けました。
映画は「目玉グリン」のインパクトが大きすぎて、お話の部分が霞んでしまいますね。一時期、夜中にパチンコのCMであの映像が流れていたことがありましたが、私が50歳だったら絶対心臓麻痺で死んでると思います。
映画の細部は忘れてしまいましたが、主人公二人を夫婦に置き換えたのは結構良い効果を生んでいるように思いました。松島奈々子と真田広之が元夫婦というのがうそ臭くて、薄ら寒かったです。…が、映画の評価とはあんまり関係ないかもしれません。
リングは映画の前にOVA版があり、そちらも見ました。出来は相当ショボいのですが、深夜ドラマみたいなチープな雰囲気が漂っており、元々ホラーというのは多分に安っぽいような、俗っぽいようなものを含んでいると思うので、これはこれでなかなかの雰囲気がありました。貞子役の人もちゃんと脱ぎます(どうしよう何でここしか覚えてないんだ)。
すみません、また話を大きく脱線させてしまいました。
先日、レンタル落ちのDVDが廉価で売り出されていましたので、「蝿の王」を買ってみました。これから見てみます。
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